貯金が苦手でも仕方ないけれども、そんな人でもしっかり貯められる方法

マネー

細井 真紀

お金があれば使いたくなるのが人の性。ならば「使ってしまえ! 宵越しの金なんか持たね~よ!」と捨て台詞のひとつでも吐きながらかっこよく生きてみたいものですが、それはそれで不安がいっぱい、生きた心地もしません。人間とは、なんて自分勝手で弱い生き物なのでしょう(笑)。

 

さて。突然ですが、あなたは貯金がしたいと思っていますか?

 

一般的に「貯金をするなら家計簿でもつけてお金をしっかり管理しなくては!」と思われがちですが、家計簿をつけてもお金が貯まる人は貯まるし、貯まらない人は貯まりません。逆に、家計簿をつけなくてもお金が貯まる人は貯まるし、貯まらない人は貯まりません。と、私がこのように言い切ってしまう理由は、家計簿をつけているのに貯金ができないというご相談が意外にも多いからです。

 

私の記憶では、家計管理やお金の上手な貯め方などは学校で教わっていません。皆さんはいかがですか。ですから、就職後にはじめて自分が自由になるお金を手にした瞬間、それをパ~っと使ってしまう若者がいてもおかしくないと思います。結婚して初めての家計管理、毎月赤字になってそれをボーナスで補ってしまう人がいても当たり前だと思います。お金の教育は、いつ、誰がするのでしょうね。学校でないとしたら、やはり親でしょうか。だとしたら、私も自分の娘たちについて一抹の不安を覚えますが……(汗)。

 

「いまさらこの歳になって家計のことを親や友達に相談するのは気が引ける」という方は、家計のことを相談できるファイナンシャルプランナー(FP)に相談してみてはいかがでしょうか。今ではネット相談をやっているところもありますし、私のような地域密着型のFPもいます。お金の話はただでさえデリケートなので「この人になら相談してみたいかも……」と何でも気軽に話せそうな人を見つけられたらいいですね。

 

最後に、私のようにお金の管理方法を学校で習った記憶がないという方へ。私が一番好きで皆さんにオススメしている「先取り貯金」をご紹介します(馬鹿の一つ覚えのように伝えまくっている方法ですが、多くの方が成功しているみたいですよ)。

 

 

先取り貯金とは、給料が入ったら使う前にまず貯めたい分を取ってしまうという方法です。取ると言っても手の届きやすいところに取っておいてはダメです。財形貯蓄や自動積立など、銀行やコンビニのATMで簡単に引き出せないところに取っておいてくださいね。

 

身近なところでダイエットの話に置き換えてみますが、ダイエットをしたいなら甘いものを買わない。だって、あると食べてしまう、食べたくなってしまうから。お金もそれと一緒です。そこにあるから使ってしまう、使いたくなってしまう。だから先に取って、なかったことにしてしまうのです。

 

また、これを成功させるためにもうひとつ必要なのものが「絶対にお金を貯めよう!」という強い意志。これまたダイエットと同じでなかなか難しいことですが、例えば誰かに「やるぞ~!」と宣言しておくといいのかもしれませんね、そこから逃げられないように(笑)。

 

「先に取っておくような余裕、うちにはないよ!」という方も、ほんの少しから始めてみませんか。私が若い頃やっていた積立預金は、毎月の積立額が1,000円から可能でした。まずは積み立てをするということに慣れてみてください。そして積み立てたお金がだんだん増えていく喜びを覚えてしまうと「毎月の積立額をもう少し増やしてみようかな~」なんて気持ちも湧いてきます(ダイエットでも結果が出れば俄然やる気が出るでしょ!←しつこい!?)。

 

貯金が必要な人、必要とは思わない人。貯金がないと不安な人、全く不安ではない人。お金に対する価値観は人それぞれですが、いずれにしても「たかがお金、されどお金」に振り回されない、自分らしい生き方をしたいと思う今日この頃です。

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