キャンピングカーを買うときに注意すべき8つのポイント。

車・交通

キャンピングカーを買いたい! 誰もが一度は考えたことがありますよね?
でも、実際に購入するときには、どんな点に注意すればいいのでしょうか?
キャンピングカー購入時の素朴な疑問にお答えします!

 

■Q1キャンピングカーのメリットってなに?

 

A :快適に休める「安心感」です!
ベッドは最低でもふたり以上の広さを確保し、マットを展開することでダイニングにもなる。ボディーには断熱・防音処理が施され、遊び疲れた体を癒せる仕掛けが満載。そして、最大の特徴は電気製品をたくさん使える点。バッテリーを強化してあり、エンジンを停めたままでもヒーターや冷房を利かせることができる。このように車中泊を前提に設計されているので、テントを張ってのキャンプが苦手なパートナーや小さなお子さんと一緒でも気軽にアウトドアが楽しめるのが、キャンピングカーの醍醐味。目的に合わせて最適なモデルを選ぼう。

 

 

■Q2 選び方がわかりません!

 

A :目的に合ったタイプを探そう
ペットや小さなお子さんと一緒に滞在型のアウトドアや3泊以上の旅をするなら、広くて装備が充実したバンコンバージョンやキャブコンバージョンが最適。バンコンバージョンは2輪やカヌーなどを積むトランスポーターとしても威力を発揮する。1~2人で使うなら軽キャンパーもいい。小さなボディーは機動性に富み、前泊用の宿として、夜通しで天体観測を楽しむための休憩場所としても便利。一番大事なのは、自分がどんな目的でどのように使うかをはっきりさせることだ。

 

役立ちメモ
"広さ重視"もほどほどに!
家族の成長や快適性を重視するあまり、必要以上に大きなキャンピングカーを選ぶと、必ず後悔する。使わない空間が生まれるため効率が悪いし、大きくなればなるほど燃費にも影響し、経済的にもお得感が薄れてしまう。

 

 

■Q3 登録ナンバーの違いは?

 

A :維持費と構造が違う
キャンピングカーのカタログをみると、8ナンバーや4ナンバーが多いことがわかる(たまに1ナンバーも)。8ナンバーは税金が安く、そこを狙った不正改造車が増えたため、現在は登録条件が厳密になっている。大幅な改造が施されるキャブコンバージョンはほぼ8ナンバーだが、バンコーバジョンは登録条件を満たさない場合、3、5ナンバーとなり、最近はこうした8ナンバー以外のものも増えている。4ナンバーは特に軽キャンパーに多い。維持費の安さに加え、貨物車登録にすることでトランスポーターとしての利便性を追求できるのだ。維持費だけでなく、使い方によってもナンバーは違ってくる。そこを理解しておけば、理想的なキャンピングカーを探すうえでのヒントとなる。

 

●ナンバーの種類

1ナンバー区分/普通貨物自動車
登録条件/全長4700×全幅1700×全高2000㎜以上、排気量2000㏄を超える貨物乗用車。キャンピングカーではトヨタ・ハイエースのミドルルーフタイプが相当するが、改造を施して8ナンバー登録にしたものが多い。
車検・税金等/車検は初回2年、以降1年ごと。自動車税は割安だが重量税は割高。また、高速道路の料金も3、5ナンバーより高くなる。

 

4ナンバー区分/小型貨物自動車
登録条件/乗員空間よりも積載空間を広く確保していること。貨物用床面積が1㎡以上であること。4人乗りで登録する場合、後席の背もたれはリクライニングせず、ほぼ垂直に立っていることなど。
車検・税金等/車検は初回2年、以降1年ごと。ただし軽自動車は2回目以降も2年ごととなる。税金は特に自動車税がかなり安いので、車検回数が多くても割安になることが多い。

 

8ナンバー区分/特殊用途自動車
登録条件/乗車定員の三分の一が就寝でき(最低2名以上)、かつ就寝設備を確保していること。室内高が1600㎜以上、10ℓ以上の水道設備と炊事設備を備えていることなど。
車検・税金等/車検は初回2年、以降2年ごと。税金面では自動車税、重量税ともに割安。重量税はクルマの重さに比例して高くなるので、大型モデルほど割安感がでる。

 

 

■Q4 どこで買えるの?

 

A :日本RV協会の加盟店なら安心!
オリジナルのキャンピングカーを開発・製造するメーカーやプロショップ(ビルダー)は数多く存在する。同業者で構成される団体「日本RV協会」に加盟しているメーカー・ショップなら安心だ。オリジナル車に加えて提携する他社のクルマを販売するところも多く、店頭でじっくりと比較しながら購入を検討できる。少数だが自動車メーカー系のショップもあり、全国に広がるネットワークを生かしたアフターサービスの充実ぶりが魅力だ。

役立ちメモ
納車までの時間を考慮して買おう!
キャンピングカーは注文を受けてから改造する「セミオーダー車」につき、納車までに2か月~半年はかかるもの。夏に使いたいなら、冬のうちに注文しよう。ただし、デモカーなら即納可だ。

 

 

■Q5 必要な装備は?

 

 

A :バッテリーとヒーターあとは目的と予算しだい
エンジン停止状態でも家電などが使えるサブバッテリー、冬に重宝するFFヒーターはぜひとも付けたい装備。あとは購入するクルマのタイプ(大きさ)にしたがって、付けられる装備のなかから必要なものを選んで。キャンピングカーにはオプションが多く、あれもこれもと考えていると、予算を大幅に超えてしまうことも。トイレや冷蔵庫、シャワーがあれば快適だが、全部が無理なら一番使用頻度の高いものだけに絞ろう。

 

 

■Q6 車中泊はどこでもOK?

 

 

A :車中泊専用施設「RVパーク」を活用!
道路交通法では、「道路を車庫がわりに使用してはならない。道路上に駐車する場合、同じ場所に引き続き12時間(夜間は8時間)以上駐車してはいけない(特定の区域内の道路を除く)」と定められている。原則として、車中泊は「仮眠」と考えるのが現実的だ。利用するなら道の駅や高速道路のPA&SAが適当だろう。その場合も長時間の駐車やキャンプ道具等を外に出しての使用、飲酒などは控えるべき。おすすめは日本RV協会が認定する、電源設備を備えた「RVパーク」。有料だが、ゴミ捨てやシャワーなどの施設が使え、車中泊者との交流も楽しい。

 

 

■Q7 マイカーを改造する方法は?

 

A :プロショップに持ち込もう!
いくつかのプロショップではマイカーの「持ち込み架装」を請け負っている。メニュー内容はDIYでは難しいダイニング&ベッド、キッチンの製作や電源の強化、室内照明のLED化などで、トヨタ・ハイエースなどを使ったバンコンバージョンの場合、架装費は150万円くらいから。軽キャンパーはもっと安く、70~100万円ほどで済む。改造しなくても、市販のポータブルギアを駆使してお手軽に楽しむ方法も。

 

 

■Q8 買う前に試したい、低予算で入手したい!

 

A :レンタルで試し、中古車を探す
おすすめはレンタルキャンピングカー。一部のプロショップやキャンプ場などで利用できる。その際、自分でチェックシートを用意し、ベッドの使用感や快適装備の必要性を記録に残しておくと、購入時の参考になる。防音、断熱、乗り心地も確認しておこう。新車を低予算で買うなら軽キャンパーが断然安い。完成車で200万円前後が目安だ。中古車を狙うのもいい。キャンピングカーオーナーはきれいに使う人が多く、中古車はみな状態のいいものばかり。プロショップで探すことができる。

 

役立ちメモ
中古車は中・大型車がお得!
中古車は大きくて上級装備のものほど割安感がある。新車では手の出なかったキャブコンバージョンも中古なら狙える。新車で買うならイベントを活用しよう。特別価格の奉仕車や低金利ローンが組めるキャンペーンも多い。

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