相手から大事に思われているか、軽く思われているか、ここを見ればわかる!

人間関係

citrus 杉本 智則

「巧言令色鮮(すくな)し仁」という言葉があります。見せかけのうまい言葉には誠意がこもっていないという場面は確かにありますが、言葉そのものからその発言者が相手をどう見ているか把握するのはなかなか困難です。

 

人付き合いのうまい人や話上手な人は、大事なお客に対しても、見下した相手にも丁寧な言葉で接しますし、人づきあいの下手な人や話下手な人は、大事なお客に対してお世辞の1つも言えない人が多いからです。

 

言葉だけでなく接待も同じで、うまい人は、大事なお客に対しても、見下した相手にも丁寧に接する反面、下手な人はどちらに対してもまともな対応ができません。

 

その人が相手を本当に大事に思っているか、実は軽んじているのかは、できる限り早く見極めたいところですが、表面的な言動にはなかなか差異が表れず把握しにくいものです。

 

しかし、1つ決定的にはっきり差異が表れるところがあります。「相手の時間への配慮」です。

 

 

自分の手持ちの業務がある最中に、お客が来た場合、その人が大事なお客であれば、待たせることなく、自分の業務を中断して対応しますが、その人が大事なお客でなければ、先に自分の業務を済ませてから、「お待たせしてすみません」と、見せかけのへりくだり対応をする人は多いです。

 

また、アポイント時間の設定について、大事なお客に対しては、相手の予定優先で、相手に負担のない時間設定を心掛ける反面、大事でないお客に対しては、自分の予定優先で、自分に負担のない時間設定を優先させる人も多いです。

 

言葉や態度は、相手の評価に直結するため、相手の大事であるか否かに関わらず丁寧にする人は増えていますが、時間への配慮は気づきにくく、意識的にせよ無意識的にせよ、相手に応じて使い分けられているのです。

 

ですので、相手の時間に配慮していたらその人は相手を大事にしているが、相手の時間への配慮が足りなければ、その人は相手を軽んじている、かなりの場面でそのようにいえるでしょう。

 

時間はある意味、お金よりも大切な資源。人によってはその恨みは食べ物やお金の恨みの比ではなくなります。

 

長くつきあっていきたいと思う人には、言葉や態度でしっかり信頼関係を築くほか、相手の時間に配慮した行動が不可欠だと考えられます。

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