自作の「段ボールスモーカー」で燻製料理をつくろう!

ライフハック

 

「燻製」と聞くと、専用の道具が必要で、時間と手間がかかるんでしょう? と敬遠してしまいがち。しかし、アウトドアコーディネーターの小雀陣二さんの考え方はちょっと違う。

 

「燻製を調理ととらえるとたしかに手間と時間がかかりますが、燻製は調味料やスパイスと同じだと思えばいいんです。燻製の香りを付けるだけで十分うまいし、見た目も豪華。手作りの段ボールスモーカーでも楽しめますよ」

 

みなさんが頭に思い描いているであろう「難しい燻製」とは、長期保存を考慮して塩漬けにし、火を入れて、煙をかける、とても時間のかかる方法のこと。しかし、どうせ作ってすぐ食べるなら、燻製の香りが付けば十分というのが小雀式の燻製の楽しみ方だ。

 

実際、段ボールスモーカーの製作時間は、のんびり作ってもわずか10分。さらに、燻煙をかけたのは20分ほど。トータルわずか30分でおいしそうな燻製が次々とテーブルに並べられた。

 

 

■段ボールスモーカーの作り方

 

 

 

網を置く位置に線を引き金具グシを刺す

 

 

食材が入る高さを考慮して、網を入れる位置を決める。金グシを刺す前に、外側と内側の両方に線を引いておくと便利。

 

金属製の鍋敷きや石の上にアルミ皿をセット

 

 

 

スモークウッドを載せた皿を直接置くと段ボールが焦げてしまう。金属製の鍋敷きか、重しにもなる平らな石をセットしよう。

 

入口を留めるテープも貼りましょう!

 

 

 

煙が洩れすぎてしまうとスモークが十分にかからないので、上の部分だけテープで留める。さらに中央に取っ手を付けると使いやすい。「食べたい食材を入れて、ただ待つだけ。その間は、他の料理をしていても、お酒を飲んでいてもいい。簡単でしょ」

 

手を抜いても、うまいものはうまい。燻製はまさにお手軽な自作調味料なのだ。

 

火と煙の状態は常にチェックすること

 

 

スモークウッドは火が消えやすいので、煙が出ているかチェックしよう。燻製時間は15~20分ほど。食材をひっくり返す必要はない。

 

 

■燻製材は2タイプ!

 

燻製材には、それ自体が燃えるウッドと、バーナーなど熱源が必要なチップの2種類がある。お手軽なのはウッド。チップは段ボール燻製でも使えるが、火が燃え移らないように注意が必要なので、少しハードルは上がる。

 

◎スモークウッド

 

 


◎スモークチップ

 

 

 

 

 

小雀陣二
アウトドアコーディネイター。神奈川・三崎港で『雀家』も営む。
著書『お手軽アウトドア燻製レシピ』(枻出版社)が好評発売中。

 


◎構成/池田 圭 ◎撮影/亀田正人

※火の取り扱いにはくれぐれもご注意ください。

 

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