信じられない言動も…妻が夫に「イラッ」とするとき

 

■的外れな正論

 

妻が夫に愚痴を言うとき、聞いてほしいだけということは多々ある。

 

「私が育児休暇中なので、なんとなくストレスがたまるんですよね。早く仕事に戻りたい気持ちもある。子どもはかわいいけど、2人きりで過ごしているとときどき意味なく泣けてきたりして。そんなときは夫の帰りを待ち構えて、いろいろ話したいと思うものなんです」

 

キョウコさん(36歳)は、少し疲れたような表情でそう話す。

 

「『そんなこと言っても半年後には子どもを保育園に預けるのがつらい、なんて言い出すんじゃないの?』とか、『一番かわいい時期を一緒に過ごせてよかったと、あとから思うようになるよ』と夫は言うんです。そんなことわかってますって。私が聞いてほしいのは、今の私の心境なの。それなのに何もかも理解したように正論を言われるとイラッときますね」

 

何を言っても子どもを妻に任せて外に出ている分、夫のストレスは小さいと妻は思っているのである。「大変だね、ごめんね」とひと言ねぎらい、感謝の気持ちを伝えることは重要だ。

 

 

■突然の子ども返り

 

妻たちが口をそろえて言うのは「子どもができたら夫が子ども返りした」という話。それは子どもが多少、大きくなっても続く。

 

「夕方から具合が悪かった小学校1年生の息子の状態が、夫の帰宅時間までに相当悪化したんです。心配なので救急車を呼ぶから下の子の面倒を見ていてほしいと頼んだら、『え? オレの夕ご飯はどうなるの?』って。そんなこと言ってる場合じゃないでしょ!と怒鳴りつけたらしょんぼりして。この人、親になって7年たつのに、まだそんなレベルなの?と正直、げんなりしました」

 

マユミさん(39歳)は苦笑した。夫は7歳年上。専業主婦だからと家庭のことを一切自分がやってきたから、いざというとき夫は役に立たないのだそう。

 

「子どもはウイルスが脳に入ったとかで、しばらく入院が必要でした。それにしても、子どもの具合が悪いときに自分の食事を心配するなんて、甘えるにもほどがあるとあとからも怒ったんです。すると夫はブーッと口をふくらませて。まるで子どもなんですよね」

 

夫に親としての自覚を持ってもらうためにどうすればいいのか──マユミさんは現在、真剣に考えているそうだ。

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