自己紹介の決め手は「ネタ振り」! 初対面で「感じのいい人」として印象に残りたいなら……

人間関係

(小西美穂/ディスカヴァー・トゥエンティワン)

チャンスは来た瞬間にしっかりとキャッチしておかないといけませんね。「次、頑張ればいいか~」と思っても、同じチャンスは二度と来ないな……というのが、唐突なんですが、2017年の個人的な反省です。

 

新しい仕事を始める際に、「じっくり相手と仲を深めていこう」とか「ちょっとずつ自分のことをアピールしていこう」とか、そう思っても、予期せぬ理由で「次」がなくなってしまったり、思っていたより早く仕事が片付づいて、もっと良好な関係を築いておきたかった取引先との縁が切れてしまったり、そういうことは、どんな職業でもあるのではないでしょうか。

 

「2018年はぜひとも、初対面で印象付けてチャンスを逃したくない!」ということで、書店で見かけ、ビビッとキタのが『3秒で心をつかみ10分で信頼させる聞き方・話し方』(小西美穂/ディスカヴァー・トゥエンティワン)。

 

本書は報道記者兼キャスターとして「1700人以上の人から話を聞く」という稀有な経験をお持ちの小西美穂さんの初書籍です(夕方の報道番組『news every.』で拝見する方ですね!)。

 

テレビ番組の司会として、総理大臣、政治家、大学教授、タレント、アスリートなど、各界のエキスパートと初めて会って、コミュニケーションをとることが多かったという小西さん。

 

「一流」の方々の会話の技術を目の前で体感して感じたことや、自身で培ってきた「ここさえ押さえれば、聞く力がアップする」という「法則/コツ」を教えてくれています。

 

大きなポイントの一つは「相手をいかにリラックスさせ、いい話や本音を引き出すか」だとか。

 

本書は「聞く力」と「話す力」、2つの方向から「会話術」を紹介しているのですが、ここでは「初対面の人の心を3秒でつかむ方法」の中から、すぐに実践できるものをいくつかご紹介します。

 

 

■名刺交換では3秒の≪感謝ワード≫を。

 

名乗り終えた後、短い言葉を付け加えてみてください。

 

「お会いできて光栄です」

「◯◯からわざわざお越しいただいたそうですね」

「お話を聞くのを楽しみにしておりました」

 

これらの≪感謝ワード≫を、名刺を交換して眺め、顔を上げた直後に言ってみましょう。初対面では、「相手の緊張感を少しでも和らげてあげる対面」を意識するといいそうです。≪感謝ワード≫は相手の気持ちを緩め、また、自分の第一印象をよくします。その後の会話の糸口にもできるので、名刺は要チェックです。

 

 

■自己紹介は「ネタ振り」あってこそ! 相手に合わせた持ちネタを準備しておこう。

 

相手の年齢層や職業などを考えて、自己紹介のパターンを3つほど用意しておくといいそうです。親世代の方なら、名前の由来や実家の職業(両親が○○という気持ちで名付けてくれました/商売人の家庭で育った)。若い方なら好きなタレントや食べ物などの方が親近感を抱いてもらえるかもしれません。

 

『「聞き手との共通点を提示=目線合わせができる自己紹介」をすることで、一瞬でお互いの距離が近くなる』そうです。

 

また、趣味や経歴など、「何かしら後の話題になりやすいキーワード」を加えてみることもおススメ。

 

例)旅行が大好きです。今まで30以上の国や地域に行って来ました。おすすめの国もありますので、よかったら聞いてください。

 

 

■雑談を盛り上げるために「自己ベスト3」を決めておく!

 

どんな場所・相手でも、雑談ネタに困らないように、あらかじめ「旅行、食べ物、飲み物のベスト3を決めておく」。

 

・今までに行ってよかった旅先ベスト3

・美味しかったお店ベスト3

・好きなお酒ベスト3

 

これらを、共通の話題を探るために振り、相手の出方次第で話を広げてみると盛り上がるはず。「自分のなんでもランキング」は、暇な時に考えてスマホのメモ帳に記入しておくと便利。

 

その他、「もっと話したくなる『うながす』あいづち」「『顔』ではなく『胸』で聞く」「話が長い人には、『名前を連呼』」「『えーっと』の直し方」「注意をするなら『もったいない!』などなど、真似したいテクニックが満載です。

 

女性らしいこまやかさと気遣い、知的で論理的だけど「ほんわか」した会話術は、どれもこれも参考になりました(もちろん、男性にもおススメです!)。初対面に限らず、「感じのいい人」と思われたいなら、本書をぜひ読んでみてください。

 

文=雨野裾

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