PTA活動で久々に“再開”した人も…ベルマークって、そもそも何? 集めると何が買えるの?

ライフスタイル

西山雄貴

 

入学シーズンを終え、子供や親御さん達もようやく新しい環境に慣れてきたことではないでしょうか?

 

ベルマークというと、商品に付いている文字通り“ベルのマーク”なのは知っているのですが、私自身は三十数年生きていても集める機会に恵まれたことはなく、一体どんな仕組みで、どんな使い方ができるのか正直分かりません。ベルマーク1点=1円になるのは知っているけど、果たしてどうやってお金になるのでしょう?

 

そこで、この新年度からベルマークを集め始めることになった人、そもそも知らなかった人にも役立つベルマークのお得な情報を、公益財団法人 ベルマーク教育助成財団(以下、ベルマーク財団)の方にもお話を伺い、まとめてみました!

 

 

■ベルマーク運動では学校の備品購入ができる!

 

率直に言うと、ベルマークの点数(1点=1円)に応じて、学校の備品を購入することができます。但し、ベルマーク運動に協力する14社が扱う商品のみ。この14社には、ミズノ、ブリヂストンサイクル、ヤマハミュージックジャパンなど誰もが知っているだろう日本を代表する企業が揃っており、学校運営に関わるほとんどのものは網羅されています。

 

セロハンテープのカッター台770円(税別)からグランドピアノ208万円(税別)まで、実に様々。208万点集めるのは一朝一夕にはいきませんが、新潟市立大形小学校では10年以上の歳月をかけてベルマークを貯め、2016年度にグランドピアノを購入したそうです。すごい!

 

 

■知られざるベルマーク運動の社会貢献

 

私も初耳でしたが、ベルマークにはもう一点、意外と知られていないメリットがあります。

 

学校が集めた点数で協力会社から商品を購入すると、商品販売額の1割が協力会社からベルマーク財団に援助金として渡り、その援助金によって、へき地学校、特別支援学校、海外日本人学校、災害被災校援助など、多くの子ども達を間接的に支援することができるのです。

 

 

■ベルマーク初心者が簡単に参加する方法!

 

国内では2万7,139団体が加盟中(2018年1月現在)で、うち小学校は全体の71.4%にあたる1万4,351校、中学校は61.6%にあたる6,356校が加盟しているとのことです(財団調べ)。となると、もはや他人事ではないベルマーク運動ですが、今までやったことがない人が簡単に参加できる方法はあるのでしょうか。

 

1.近隣の小学校や市内の参加団体を調べる

ベルマーク運動は学校PTA、公民館などの団体のみに加盟が限られているため、個人で活動に参画したい方はすでに取り組んでいる団体にベルマークを寄付しましょう。参加団体はベルマーク財団(03-5148-7255)に電話すると詳しく教えていただけるとのこと。その際は「○○小学校は加盟しているか?」「○○市で活動している団体は?」と範囲を狭めてお問い合わせを。

 

2.ベルマーク財団主催の説明会に参加する(財団オススメ)

ベルマーク財団は、例年5~6月にかけて全国各地で説明会を開催。ベルマークの活動を紹介したDVDの上映、数えたマークの送り方、実際に活動に参加したPTAの方の生の声などが聴けるそうで、財団いわく「一番手っ取り早い方法」とのこと。新年度にベルマーク担当になった人も来るため情報交換の場でもあり、新たに運動に参画したいという方にもオススメ。詳しい日程は財団へお問い合わせを。

 

3.個人で集めて、財団へ送る

個人や企業などで収集し、近隣に参加団体がない場合は、財団へ直接ベルマークを送ってもOK! ベルマークに協賛する企業ごとに収集する袋が分かれているため、整理して送るのが望ましいようです。専用袋については財団へお問い合わせを。

 

 

■進化する!? ベルマーク運動

 

ベルマーク付きの商品を提供する協賛会社は55社(2018年4月現在)。キユーピー、ショウワノートなど馴染みの会社も多い中、キヤノンマーケティングジャパン、エプソン、ブラザー工業といったインクカートリッジをベルマーク代わりとする会社や、アルミパックや紙パックをベルマーク代わりにしてくれる日本テトラパックという企業も! その他、ベルマーク付きの保険商品や、アフィリエイト(広告収入)の仕組みを利用したウェブベルマークも誕生しています。

 

取材にご協力いただいたベルマーク財団の斎藤健一広報部長によれば、

 

マークを集めて備品を購入し、自分達の学校を良くすることが、へき地や被災校への支援につながり、“自分達のため”が同時に“他人のため”になるというのがベルマーク運動の理念です。

 

この取り組みはマークを付ける企業、集めて仕分ける保護者やボランティア、その点数による買い物の売り上げの一部を寄付する協力企業の三者の協力あってこそ。まもなく60年を迎えるなか、誰でもいつでも始められる運動ですので、ぜひ気楽にご参加いただきたいです。

 

とのこと。みなさんもこの機会に、普段のお買い物から貢献できるベルマーク運動に取り組んでみてはいかがでしょう?

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