オトコの家事は“お手伝い”程度なのに「家事ハラ」だと~!? 甘えんな!

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清水なほみ

夫婦共働きが当たり前になってきても、まだまだ「家事は女性がするもの」という意識は根強いですよね。私の親世代のように、自分でご飯も炊けない男性はさすがにいないと思いますが、家事や育児を「手伝う」と言っている男性はいまだに多いように感じます。

 

「手伝う」と言っている時点ですでに他人事なんです。「本来自分がやるべき仕事ではない」と思っているわけです。働く女性は、家事も育児も仕事も全部「自分がやるべきこと」と認識していますよね。同じように働いていても、男性は外での仕事が「自分の仕事」であり、家事や育児はあくまで「お手伝い」。この認識の差が様々なすれ違いを産んでいるわけです。

 

よく、男性に家事や育児に参加してもらうためには、やってくれた時にとにかく大げさに褒めて、「すごく助かった~、ありがとう」と感謝しまくって、ダメ出しをしないことが大事と聞きますが、下記のデータはまさにその実情を表しているようです。

 

 

もちろん、マナーや思いやりという意味で、やってくれたことに対してダメ出しをしないとか、感謝の言葉を伝えることは大事です。でも、ダメ出しをされたからやる気がなくなるなんて、まるで「小学生のお手伝い」みたいじゃないですか。

 

家事に不慣れな男性が家事をすれば、当然うまくいかないことは多いですし、本人は役に立っているつもりでも女性側からすると「返って手間が増えた!」というケースも少なくありません。それでも褒めてくれ、認めてくれというのはまさに「小学生のお手伝い」なわけです。

 

 

女性だって、自分がやっている家事にダメ出しをされたら嫌な気分になります。せっかく作った料理にケチをつけられたら、作りたくなくなります。

 

でも、女性の家事に対して男性は毎日感謝の言葉を言っているのでしょうか? 家事をするのが「当たり前」で、家事をしないと「サボっている」と言われるのではないでしょうか?

 

女性は「褒めてくれないからやる気がなくなった」なんて言うことすら許してもらえずに、仕事をしながら家事も育児もこなしているのが現状です。全部を頑張ってもなんて言ってもらうことはありません。

 

女性は家事や育児をするのが「当たり前」で、それらを男性がすると「すごいこと」と言われる根底にあるものは、「家のことは女性がするもの」という古い意識だと思います。

 

 

ただ、そうは言っても、男性がそもそも家事や育児に向いていないという事実はどうしようもありません。女性側がちょっと大人になって、うまくできないことも大目に見て、上手におだてて、本人をやる気にしておいた方が何かとスムーズというのが現状です。

 

例え、おむつのつけ方がゆるくてウンチが漏れても、洋服の着せ方が間違っていても、ダメ出しをせずに上手に「こうやるんだよ」ということを見せていくと、女性側の手間がものすごく増えるというケースは減ってきます。

 

私の夫の家事レベルはとっても高いので、ダメ出しをすることはないのですが、「これだけは譲れない」というポイントは改善策を提案するようにしています。例えば洗濯物は汚れ物も下着もきれいなものも全部一緒に洗ってしまうので、子どもが生まれた時に「子どもの洗濯物だけは分けて洗う」というルールを作りました。だって、自分たちの下着と子どもの口拭きガーゼを一緒に洗われては困りますもの。

 

そもそも、家事や育児を分担するのは、無理矢理それをやるのではなく、夫婦間でお互いに相手の負担を少しでも減らそうという思いやりから発生すべきことなのだと思います。

 

どちらがどの程度何をするかは、それぞれの夫婦間で色んなケースがあってしかるべきです。夫に家事を「してもらう」のではなく、お互いが思いやってワークシェアできるのが理想ですね。

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