日ハム「中田翔」内野手の手記が相当に面白い!

出典:北海道日本ハムファイターズ公式サイトより

ちょっとタイミングをはずしちゃった風になってしまったが、北海道日本ハムファイターズファンの皆さま、優勝おめでとうございますm(_ _)m

 

で、日ハムとくれば、今年はやはり「ガチの二刀流」ってヤツを、まさかのプロ野球で実現してくれた大谷翔平選手(22)の、まさに読んで字のごとくの「大車輪の活躍」、それに栗山監督の選手個人個人をきめ細やかに観察したうえでの「穏健なんだか冷徹なんだかよくわからない名采配」ばかりが目立ったが、優勝の翌日、リーグ打点王の中田翔内野手(27)によって『スポーツ報知』へと寄せられた手記が「相当に面白い」と、一部野球好きのあいだで地味に話題となっているので、今日はとくにその面白かった箇所をいくつかピックアップして、ここcitrusで紹介してみたい(※そのなかでも、とくに面白かった部分は太字)。

 

[なんとかホークスを倒して優勝することができました。終盤は激戦で。とりあえず、ホッとしたというより疲れたわ。

 

だって11.5ゲーム差あっただろ?「あきらめてませんでした」というのはきれい事。「普通に(優勝は)無理」と思っていた。周りも口にしないだけで、そう思っていたと思うよ。]

 

[ホークスは投手も野手もレベルが違う。簡単な話、年棒を見れば分かる(※ソフトバンクの日本人平均年棒は12球団中1位。日ハムは同6位で額面はソフトバンクの約半分)。ウチなんか俺も含めて若手中心。経験、実力が違いすぎだよ。野球って分からん。不思議やね。]

 

[他人にペコペコしたり、ゴマをすったりするのが大嫌い。監督とは用がある時しか話さないけど、純粋に監督が好きやね。あそこまでチーム、選手一人一人のことを考えている人はいない。1年目から監督を男にしたい、一番の監督にしたいとガチで思った。正直、監督と出会うまで、そんな気持ちを持ったことはなかった。だって、プロ野球って自分が結果を出してナンボの世界でしょ?]

 

[髪型やネックレス。関係ないことばかりを言うやつはいる。何を言っていただいても大いに結構。「ファンの皆様のために」ときれい事を言う必要はない。1000人のファンがいれば、1000人のアンチがいる。むしろ、ウチのチームや後輩をたたくなよ。全部オレに来い。「バカにしてきたやつを見返したる」と頑張るだけやから。

 

(中略)バッシングを浴びたり、いろんな苦しい思いもする。でも、これがオレの人生。オレを応援してくれる人たちのために頑張りたい。(日本ハム内野手)]

 

なんと「率直」と言うか、ぶっちゃけた手記なんだろう。プロ野球選手の手記やインタビューで、私が心底「面白い!」と感じたのはイチローを除けば、この中田翔オンリーだ。

 

あえて種別するならば、「関西弁の本音トーク」ってことで、亀田三兄弟タイプあたりに該当するのかもしれないが、三兄弟のように「一歩間違えたら単なるゴロツキ」といったキワモノテイストを随所にフレイバーしつつも、中田の「不器用な一途さ」や「惜しみない愛情の深さ」がジワッと滲み出てくる素晴らしい内容である。

 

なぜ、プロ野球選手は、いや、プロのアスリートは、いつもいつも中田が言うところの「きれい事」ばかりしか吐かないのか? もしかすると「スポーツマンシップ」という、もやは死語にも近い化石的概念に、いまだ囚われ続けているのか? 「プロ」であるかぎり、スポーツマンだって芸能人と同様「エンターティナー」なのだから、せめて一チームに一人くらい、中田張りのダークヒーローが生まれてきてもかまわない、とゴメス的には思うのだが……ダメですか?

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