なぜ眞木蔵人? DVなのにモテる男の“直観力”

 

いやぁ〜、無茶苦茶おっかなくないっすか!? まきくろうど!

 

つい先日の『とくダネ!』で流れていた1993年の映像で、当時交際していた妊娠中の米国人モデルに暴力を振るった件について、眞木のもとへ取材に来たテレビクルーのカメラに「オマエの顔忘れねえからな!」とブチ切れ、チョーパン(頭突き)くらわしてたし。こわ……。

 

なんで、そのような20年以上前もの“お宝シーン”が、今さらメディアでフィーチャリングされているのかといえば、俳優の眞木蔵人(43)が20代の交際女性にまたまた暴力を振るってケガを負わせたとし、傷害容疑で5月6日、千葉県警いすみ署に逮捕されたからにほかならない。

 

見るからに凶暴な、あんな剥き出しのナイフみたいなヤカラがそばにいたら命がなんぼあっても足りませんよ、いやマジで……と、通常の感性を持つヒトなら、まず距離を置こうとするのではないか? しかし! 米国人モデルから20歳近く年下の女性まで……どういうわけかこの眞木蔵人、けっこうな“イイオンナ”を常にはべらせている印象がある。つまり、相当にモテそうなのだ。

 

昔、こういうことがあった。とある飲み会で解散後、私は一人の男性と一人の女性との3人で、「もうちょっと飲もうか?」ってことになったんだが、その女性は「終電があるんで…」と帰ろうとした。すると、その男性がいきなり「ヌルいこと言ってんじゃねえよ!」と、彼女の鼻先にチョーパンを二発くらわせようとしたのである。幸いチョーパンは空振りに終わって、まるで使う相手のいない古典的な電動式の大人のオモチャのように無様な動きをさらすだけの恰好となったわけだが、その女性は「なにそれ? 信じられない!」と目を見開き、私がその男性を羽交い締めにして、「早く帰りな」と彼女に促し、その場はお開きとなった。

 

ところが! 二人はこの数週間後、正式なお付き合いを始めたのだ。どう考えても、頭突き事件においては私のほうが「ジェントルな振る舞い」を見せたにもかかわらず、である。そして、さらに数ヶ月後、その女性からその男性に対する愚痴の電話が入る。

 

「○○クン、またDV男だったんで、早く別れたいんですけど…次はゴメスさんみたく暴力振るわないヒトがイイなあ…」

 

ここで着目すべきなのは「また」と「次は」だろう。おそらくこの彼女、「次」に「暴力を振るわない」ゴメスさんがアタックを試みたとしても、まずなびいてこないと思う。そう。私の経験上、「DVに遭いやすい女性」というのは「DVに遭う才能の持ち主」で、残念ながら「DVに縁が遠そうな男性」では潜在的に物足さを感じてしまうケースが多いのだ。だから「また」懲りずにDV男を引き寄せる。しかもタチの悪いことに、DV男は「DVに遭う才能に長けた女性」を本能的に嗅ぎ分ける嗅覚が突出して優れているのである。

 

もちろん、そのたぐいの女性が「DVされることに明らかな悦びを感じている」わけでは決してない。本気で「次はゴメスさんみたく暴力振るわないヒトがイイなあ…」と願っているに違いない……けど、やっぱりハートにがつんと響かない、なにかフィーリングがしっくり噛み合わない……。

 

結局のところ、どうしてもDVの連鎖から免れたいのなら、塩や醤油の入れすぎに日々細心の注意を払い“薄味”に慣れるしかないのだが、真に“モテる男”というのは、「自分が好きなタイプの女性をやみくもに攻める」のではなく「自分を好きなタイプの女性を直感で見極めて攻める」ものであるからして、その“ギトギトラーメン”のような誘惑を断ち切るには、並みならぬ決意を要するということだ。今度は「あまりピンと来ない男とあえて付き合ってみる」くらいのチャレンジ精神をもって“出会い”に臨まなければ、大袈裟じゃなく一生残る“外傷”を負ってしまう可能性だって、なくはない。

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