水着の下に隠れたホンネ 川村ゆきえの口説き方 vol.4

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私、けっこう面倒くさい女かも……インタビューの冒頭。グラビア界のレジェンド・川村ゆきえが発した第一声だ。そんな“こじらせ女子宣言”をものともせず、「立ちはだかる山は高く険しいほど燃える!」と、よりいっそうの闘志を抱くガッツあるキミよ。ここFor Mで彼女を素っ裸にしてしまい、制覇への“道しるべ”を捧げよう!

 

川村ゆきえを口説く方法、連載4回目は番外編をお届け! これまでのライター人生でおよそ5000人にインタビューしてきた“口説きのプロフェッショナル”山田ゴメス。本連載のインタビュアー&執筆者であるゴメスさんに、彼女と生トークし、そこから見えてきた“川村ゆきえなるもの”について分析してもらった。こじらせ女子へのアプローチテクニックのお手本として、ぜひご一読を! 

 

 

“タレントっぽくない感じ”がグッとくるですよね(ゴメス)写真にも写りこんでしまう、ウソをつけない性格

 

 

編集部:これまで「For M」の企画で、ゴメスさんには男女問わず様々な著名人にインタビューしてもらいました。特に今回の川村ゆきえさんのインタビューは、一緒に話を聞いていて、ずいぶん会話が弾んでるな、という印象があったんですが。

 

山田ゴメス(以下ゴメス):今回はちょっとしゃべりすぎたかな、と。話を聞くほどにゆきえちゃんにすごく興味が沸いてきてスイッチ入っちゃいまして(笑)。僕の質問に対して、ビジネスライクにアンサーするんじゃなく、「うーん……」「そーですねぇ……」みたいに、彼女はイチイチ熟考しながら応えてくれましたよね? やっぱりああいうリアクションはインタビュアー冥利に尽きるというか。鶏ガラを鍋の中で煮続けているとジワジワ旨味が出てくるみたいな(笑)。

 

編集部:ガラ(笑)。ところで話を聞く前の彼女の第一印象はどうでしたか? スタジオ入りから撮影まで、ゴメスさんずっと現場に立ち会ってくれてましたよね。

 

ゴメス:(最初にスタジオに入ってきたとき)正直タレントさんっていうオーラがない人だな、と。あくまで僕の印象ですけど、好き嫌いがはっきりしててウソをつけないタイプの人なんじゃないかな?って思いました。でも撮影がはじまると、一気にオーラ出てきましたよね。だから彼女って普段は(自分の魅力を)内に秘めるタイプの人なんじゃないかと。

 

編集部:確かに撮影になった途端、パッと人が変わりましたよね! 撮影の途中で「フフ」って笑ってくれた素の表情を何枚か使ったんですけど、そういった“人感”があるのが、なんていうかタレントさんでありながら親近感があるのかな、と思ったんですが。

 

ゴメス:親近感もあると思うけど、僕は彼女には「妖艶」っていう言葉がぴったりだと思う。グラビアアイドルってもっと即物的というか、わかりやすいタイプのほうが好まれるじゃないですか? でも、ゆきえちゃんは彼女特有の妖艶さでファンのハートをがっちり掴んでるんじゃないかな。彼女の年代では珍しいタイプだと思うんですよね、グラビアアイドルでありながら妖艶さを持ってる人って。

 

編集部:その艶やかさみたいなものは彼女の性格に起因してるんですかね?

 

ゴメス:間違いないでしょうね。好き嫌いがハッキリしててウソのつけない人柄がオーラとして写真にも現れてる。隠せるもんじゃないと思うんですよ、そういう部分って。特に彼女のように長くこの仕事をやっていればなおさらそうなんじゃないかと。

 

編集部:撮影後、実際に本人と話してみて、そういった性格の印象はさらに深まりましたか?

 

ゴメス:そうですね。さっきも言いましたけど、少なくとも僕の質問に対して一生懸命応えようっていう姿勢が垣間見えたじゃないですか。そういう風に向き合ってくれれば、僕だってがんばりたいと思うし。彼女が沈黙する時間もあったけど、まったく苦にならなかったし。それってうわべで応えるんじゃなくって、なるべく本人の言葉で返答しようっていう姿勢そのものだと思うんですよね。

 

編集部:はい。

 

ゴメス:それが彼女のいいところなんじゃないでしょうか。ある意味、タレントっぽくないのかもしれませんね。

 

 

こじらせ特有の“振れ幅”は彼女の魅力だと思いますよ(ゴメス)すぐに距離が縮まらないからこそ惹かれてしまう

 

 

編集部:インタビュー冒頭で、「私って、こじらせ女子かも……」と本人が吐露してたのでそのままこの連載のタイトルにしたんですが、そもそも「こじらせてる女性」ってどんな人なんですかね?

 

ゴメス:自分の中に矛盾を秘めていて、そのことを自覚してる人ってことでしょうか。

 

編集部:矛盾を自覚?

 

ゴメス:たとえば自分のなかでは「ダメ」とわかっていながらも、妻帯者ばかりと付き合っちゃう女性っているじゃないですか。こじらせてないサバサバした女性なら、「好きなんだから境遇なんて関係ない!」って開き直って付き合っちゃう。でも、こじらせている女性は「家庭のある男に惹かれてしまう自分」と、「不倫はダメだって思っているもう一人の自分」がいるからあっさり結論に持っていけない、だから思考的スパイラルに陥っちゃう。いい意味で、そうやって自分を俯瞰できちゃう人がこじらせ系なのかと。

 

編集部:そういえば、かつてダメンズに引っかかったみたいこと、本人もコメントしてましたよね(笑)。

 

ゴメス:そうそう(笑)。今の彼女の心境はわからないけど、ダメンズはイヤ、でもダメンズに惹かれちゃうってのは、たぶん心の奥底にダメンズに惹かれる「何か」があるってことだよね。

 

編集部:ゴメスデータバンク調べでは、川村ゆきえのこじらせ度は100%中、何%ですかね?

 

ゴメス:うーん、「70」くらいかなぁ。

 

編集部:うわぁ……高っ。

 

ゴメス:いやいや、僕の中ではかなり「高得点」っていう意味で、ゆきえちゃん本人がうれしいかどうかはわからないけど(笑)。だって人としての“振れ幅”があるってことだし、それは彼女の魅力だと思いますよ、ホントに。僕自身もサバサバした女性よりこじらせている女性のほうが断然好きだもん。

 

編集部:こじらせ系が好き。

 

ゴメス:彼女もそうだろうけど、こじらせてる人って基本的に自意識過剰でガードが堅い。でもそういう人のほうが話してて楽しい。アレですよ、絡まったネックレスを一生懸命シャーペンとか使ってほどいていくようなもんで、(二人の距離を縮めるまで)それなりの手間ヒマも必要。僕の場合、その手のコツコツとした作業がわりと嫌いじゃなかったりするので、彼女にするならこじらせてる人のほうが好みなんです、ほぐしていく作業そのものが楽しいから。でもまあ、そういう女性が苦手って男もいるよね。

 

編集部:でしょうね、そういうの「面倒くさい」って思う男はいますね。

 

ゴメス:だからこじらせ女子が好きな男は本当の「オンナ好き」なんだと思う。あえて面倒くさいほうにいくわけだし。逆にいえば、こじらせ女子が苦手な男はその手間を避けてるわけだからあんまりオンナ好きじゃない。高級な時計やバッグのように女性をもっと記号として見てるというか。

 

 

理想のオトコが現れたら一気に崩れるタイプじゃないかな(ゴメス)彼女にふさわしいオトコは“持久力”タイプ?

 

編集部:こじらせてる女性のほうが、そうじゃないタイプの女性に比べて人間的な「深み」みたいのがあるともいえるんですかね?

 

ゴメス:いや、そういうわけじゃなくて単純に頭の構造の違いだと思うんですよ。こじらせていない、たとえばサバサバした雰囲気の女性はAとBの良し悪しをパッと判断できるから、基本的に反射神経がいい。逆に、こじらせてるタイプの人はAとBどちらがいいのか熟慮する分、持久力が高い。瞬発力型か持久力型かの違いであって、世間一般的に頭がいいって言われているのはどっちかっていうと前者のタイプ。誤解しないでほしいんですが、後者が頭が悪いってことではなくって、あくまで一般論としてです。

 

編集部:どっちの女性タイプが好みかは男性次第ってことですね。でも、そうかもですね。男女問わず、瞬発力型の人=ロジカルな人みたいな印象があって、確かに世間的な評価はそっちのタイプの人のほうが高そうだってのは、サラリーマンとしてもよくわかる気がします。

 

ゴメス:まあ僕自身が持久力型なので、そういった漠然とした評価軸みたいなのって正直どうなの?と常日頃思ってるんですけどね。

 

編集部:急に話を変えてスミマセンが、最後にもうひとつだけ。

 

ゴメス:はいはい。

 

編集部:川村ゆきえにふさわしいオトコってどんな人なんだろうか?という点についてゴメスさんの意見をお聞きしたく。本人からすれば余計なお世話以外の何物でもないんしょうが、ちょっと気になるところなので。

 

ゴメス:うーん……難しいですね。瞬発力型か持久力型なのか、本人がどっちが好みかってことですから。

 

編集部:インタビューでは「今は彼氏いなくってもいいかも」と語ってくれましたが、それってどう思いましたか?

 

ゴメス:あれはあくまでモーションじゃないんですかね(笑)。ゆきえちゃんに限らず、女の子が口にする「今彼氏ほしくない」って言葉ほど信用できないものはないから。だって逆の見方をすれば、「いいオトコさえいればすぐにでもほしい」ってことでしょ? 次に付き合う人はフライデーされてもいいと思える人っていってたから、彼女の場合そんな「いいヒト」が現れたら、一気に崩れるというかなびくタイプの女性だと思うんですよね。

 

編集部:では、タイプでいうなら瞬発力型と持久力型では?

 

ゴメス:あくまで僕の考えですけど、たぶん同類の持久力型の人のほうがいいんじゃないですかね?しかも年上の。同年代だと、こじらせ同志でぶつかっちゃうから。そう……「こじらせ系の先達」、みたいな。

 

編集部:先達……たとえば?

 

ゴメス:村上春樹、とか。

 

編集部:あの、村上春樹さん。

 

ゴメス:そう、あの村上春樹さん。村上さんって反射神経がいい人というよりは、ずっとモノゴトを考え続ける持久力が抜群に長けている人じゃないですか。ああいう人がゆきえちゃんには意外に合うんじゃないかな、と。同類で年上、しかもこじらせ人生経験も豊富だから、一緒にいて楽しいだろうし、「そのこじらせ方はやめておいたほうが、君にとってはいいのかもしれない」みたいに彼女を諭すこともできるだろうし。

 

編集部:そっか、こじらせレベル「70」の高さが今になってジワジワ染みてきました。。。わかってはいたことなんですが、村上さんと聞いて、あらためて僕たち庶民には川村ゆきえは遠い存在だと痛感しました。

 

ゴメス:まあそもそもタレントさんだしね(笑)。まずは自分にハクをつけるところからはじめてみてはどうでしょうか? そうすれば万が一彼女に出会ったときに、タレントとしてではなく「ひとりの女性」として対等な関係が築けるかもしれないですし。彼女も「ファンです!」って来られたらアウトっていってたしね。

 

編集部:そうすね、ハイ、がんばって生きていこうと思います。ゴメスさん、今日はあざました!

 

(写真:貴田茂和   スタイリング:角藤智美   ヘアメイク:高橋あかね   文:飯田辰慶(For M))

 

※この情報は2016年1月14日現在のものです。



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