「服はたくさんあるのに、着る服がない」悩みを解消!3週間の“おしゃれ断食”とは?

ライフスタイル

 

「服はたくさんあるんだけど、着る服がない」
「もっと自分に本当に似合う服を知りたい」
「服の数を厳選したい」

そんな悩みを持つ女性へお伝えしたいクローゼット整理術、それが『おしゃれ断食』です。

『おしゃれ断食』は、迷ったら買わないの精神で買い物を控え、「理想の自分になれる服」だけを残すメソッド。100%理想に合うアイテムだけを厳選して持つことで、ワードローブに自然に統一感が生まれ、手持ちのアイテム同士、どれを合わせてもおしゃれがうまくいくようになります。

20代の頃、600着もの服を持ちながら「おしゃれ迷子」だった私は、『おしゃれ断食』メソッドを編み出したことで、8割以上の服を捨てることに成功。ワードローブは着まわし度100%になり、月5万だった服代は5000円に激減しました。


■「シンデレラブック」は、未来のおしゃれの羅針盤

『おしゃれ断食』は、まず最初に1冊のノートを用意するところからスタートします。これはあなたの理想を書き込んでいくノートで、「シンデレラブック」と呼びます。

まず、「今の自分」を知るために、人からほめられた自分のチャームポイントや、似合うといわれたファッションをリストにします。そして、「理想や憧れ」を具体的に把握するために、写真のコラージュにトライしてみましょう。コラージュの方法は、ファッション誌を見て、素敵だと感じたものをすべて切り抜き、ファイリングしましょう。深く考えずに、直感で「いいな」と思ったものをどんどん集めてください。日ごろから気になるものを切り抜いて、集めておくとよいでしょう。それがあなたの「なりたい自分」のヒントになります。

この両者をアレンジしながら、ファッションを変化させていくことが、センスアップの近道です。


■直感を信じて10秒で、要不要を決める

クローゼットを整理する際は、「なりたい自分が着ている姿をイメージできるか」という基準で、アイテムごとの要不要を決めます。判断に費やす時間は一つあたり10秒です。

実は、「本当に残すべきもの」は、手に取る前から決まっています。「これは、どうしようかな……」と迷うことすらありません。とはいえ、人は迷うものです。もし要不要をすぐに判断できないときは、保留用のダンボールを用意し、決断できるまでは処分を見送ってかまいません。


■3週間の断食で、着まわし力が鍛えられる

クローゼットの整理が終わったら、いよいよおしゃれ断食期間が始まります。目安は3週間です。この期間は、何がなんでも残った手持ちの服だけで過ごします。絶対に新しい服を買ってはいけません。ここで、コーディネートに悩み、困ることがとても大切です。

この期間に、手持ちのワードローブで「なぜコーディネートができないのか」「どうしたらコーディネートができるのか」を真剣に考える習慣をつけましょう。

コーディネートに不便を感じたときには、具体的にどう困ったかをシンデレラブックに書き留めておきます。クローゼットに残ったアイテムだけではコーディネートできずに、着られない服があるかもしれません。そんなときこそチャンスです。それを着るには、ほかにどんなアイテムがあればよいのかを、考えるきっかけにしましょう。


■あなたの欲しい服は、必ずどこかにある

断食期間を経たあとは、いよいよ買い物が解禁です!新しい服を買うときは、必ず100%理想に合うものだけを買ってください。アイテムごとに、色、形、素材、手触りなどイメージを明確にしましょう。自分の理想を決めたら、その条件に合わないものを絶対に買わないことです。

「そんな、100%条件をクリアするものなんてない!」と思ったあなた。そんなことはありません。あなたが欲しいアイテムは必ずどこかにあります。じっくり時間をかけて探してください。これだけお店がたくさんあり、ネットショップも充実している日本には、あなたを理想の姿に導いてくれる服は必ずあると、私は確信しています。自分の理想の服にいつ巡り会えるか楽しみにしながら、買い物に出かけましょう。

誰でもきっと、100%ではないアイテムを買ったことがあるはずです。しかしそれは、あなたのアイテムを探すセンサーの感度を鈍らせることになります。

たとえば、青いパンプスを探していたとします。理想の条件は、藍色がかったスカイブルーでポインテッドトゥ、ヒールの高さは5センチです。ある日、まさに理想の色のパンプスに出合いました。滅多にない色なので、色が合っているというだけで買いました。しかし翌週、別の店で100%条件に合うパンプスを見つけました。そんなとき、あなたはそれを買いますか?

予算や、先に買ったパンプスのことなどを考えると、なかなか買えないと思います。妥協して、100%ではないアイテムを買った後悔と、買わなかった後悔、どちらがいいですか? 妥協した買い物をすると、いつかどこかで必ず後悔するときがきます。買わなくて後悔することもありますが、その大半は錯覚です。

本当は、買わなくても後悔する必要はなく、ただ「縁がなかった」だけです。限りなく理想を追い求めましょう。

「理想のアイテムが、買えなくてもいいですか?」

このことを胆に銘じ、100%条件に合った理想のアイテムと出会えることを信じてください。


■一軍アイテムが自信につながる

『おしゃれ断食』を通じて持っている服を見直し、理想のワードローブができると「その服、すごく似合う!」「おしゃれだね」「本当にセンスいいよね」と周りからほめられるようになります。

服の数は明らかに激減しているのに、おしゃれだとほめられるなんて不思議だと思いませんか? けれどもほめられる前と後では、明らかな違いがあります。それは「こころの状態」です。お気に入りの一軍アイテムを身につけると自信がわき、気持ちが高まります。セルフイメージの上がったこの状態は、あなたの魅力が引き出され、端から見ると堂々としてイキイキと輝く姿に映ります。
みなさんも、理想のライフスタイルを明確にして、なりたい自分になれるアイテムだけがそろったワードローブをつくってみませんか?


【関連書籍】
『』(三笠書房)
 

 

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「おしゃれ断食」アドバイザー、ファッションコンサルタント

葉山莉江

1975年生まれ。群馬県出身、文化服装学院卒業。20代の頃、600着以上の服を持ちながらも、「おしゃれ迷子」時代を過ごす。30代になり、自分のあり方を見直すきっかけとなる出会いを経験する。8割以上の服を捨て、理想...

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