姉妹タレントたちが“肉親の関係”を公言しない理由

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姉妹タレントたちが“肉親の関係”を公言しない理由

先日、人気女優・有村架純(22)の実姉が、じつはDカップグラドルの新井ゆうこ(24)だったことが東スポでわかった。そして、その渾身(?)スクープが冷めやらぬなか、今度は女優の倉科カナ(27)の実妹が、同様にグラビアアイドルとして活動していることを、また東スポがすっぱ抜いた。今年から大手芸能プロダクション『ホリプロ』に所属している橘希(たちばな・のぞみ=24)で、健康的なセクシーボディを武器とし、顔立ちは姉をほうふつとさせる、けっこうな美女であるらしい。

 

さっきから「スクープ」だとか「すっぱ抜いた」だとかの物騒な言葉が連続して出てきているが、なぜかと言えば、これは彼女ら姉妹タレントたちが“肉親の関係”を公言していないからに他ならない。つまり、昨今の芸能界は兄弟姉妹をあえて“セット売り”しないのがややトレンド、なのかもしれない。

 

その理由は、いくつか推測できる。

 

・兄弟姉妹の所属事務所が違う場合、芸名や売り出し方ほかのいろんな調整がむずかしい

 

・たとえば、「セクシーグラドル」と「清純派女優」のように、あまりに路線がかけ離れている場合、お互いがお互いのイメージに引きずられる心配がある

 

・たとえば、双子である『マナカナ』ほどの必然性が、今ひとつ多くの“セット売り”には感じられない?

 

しかし、一番のリスクとは、

 

「“セット売り”をした以上、いずれはほぼ確実に売れる方・売れない方の格差が生じてくる」

 

コイツに尽きるのではなかろうか?

 

 

「兄弟姉妹間で格差が生じる」ということは、相対性がより明確に際立ってしまうことを意味する。東スポも、

 

公表したとしても兄弟姉妹がビッグネームの場合、ファンや関係者が「売名」ととらえ、なかなか本人の評価につながりにくいケースも少なくない。

 

と、元モーニング娘。の安倍なつみと安倍麻美姉妹を例に挙げ、“セット売り”のデリケートな側面を指摘している。そりゃ“売れてる方”は「私(俺)におんぶにだっこかよ!」と、つい苛つきがちなのも人情だろうし、“売れない方”も「私(俺)は私(俺)で地道にやってんだよ!」みたいなプライドだってあるだろう。

 

こうやって原稿を書いていると、5月20日、都内某所で行われた「アサヒスーパードライエクストラゴールドBAR」のイベントに出演した現スポーツキャスターの浅田舞(26)へ、18日に「現役続行」を発表した妹の浅田真央(24)についての質問が記者から集中し、会見が途中で打ち切られた事件を思い出す。

 

Yahoo!ニュースだかなんだかでこの記事を見つけたときは、「なんて容赦がないんだマスコミってヤツは」と、わりとタイプな舞ちゃんの強いられた微妙な立場を憂いだものだが、ビッグネームの肉親であったからこそ、本来なら些細なイベント報告に過ぎなかった小ネタが、トップニュースとしてフィーチャリングされたのも、また悲しいかな事実である。

 

ハートが弱めな私としては、そんな残酷な仕打ちにゃあ、とても耐えられそうもないので、仮に妹がノーベル文学賞作家だったとしても、そこは公表しない方針でやっていきたい。

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ネットニュースパトローラー

山田ゴメス

1962年大阪府生まれ B型。 ネットニュースパトローラー(※citrus限定肩書き。たまにスポーツ新聞や週刊誌も。略して「NNP」)。 関西大学経済学部卒業後、大手画材屋勤務を経てフリーランスに。エロからファッショ...

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