ビールを飲むとなる? 「ビール腹」の正体と対策

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ビールを飲むとなる? 「ビール腹」の正体と対策

デブンッと突き出したみにくいお腹。俗に言う「ビール腹」。でもこれ、本当にビールのせいなのだろうか?

 

■「ビール腹」の原因は、ビールにあらず
お腹が出る=カロリー摂取過多ということになるけれど、実は、アルコールの中でビールはもっともカロリーが低いのである。本当です。アルコール1gのカロリーは約7kcal。アルコールが高ければそれに比例してカロリーが高くなるというわけ。

 

ちなみに、以下が、お酒とカロリーの関係。

 

・ビール(アルコール5%)100ml当たり……42kcal
・赤ワイン(アルコール12%)100ml当たり……70kcal
・日本酒(アルコール15%)100ml当たり……105kcal
・焼酎(アルコール25%)100ml当たり……140kcal
・ウイスキー(アルコール40%)100ml当たり……248kcal

 

ご覧のとおり、アルコールとともにカロリーが高くなる。

 

さらにアルコール由来のカロリーは熱エネルギーとして発散され、代謝が早く、体に蓄積しにくい。そう、お酒だけでは太らない、太れないのだ。つまり、ビールだけでビール腹になることはないということだ。

 

「でも、うちのお父さん、ビール大好きで、めっちゃお腹出てる」のはなぜ?と思いますよね。

 

ビール腹の原因は、一緒に食べるおつまみたちなのである。爽快さと苦みが身上のビールには、唐揚げ、串カツ、とんかつ、焼き肉、ピザ、ハンバーグ……などなど脂っこい料理がすこぶる合っちゃう。これを控えない限りビール腹とオサラバは出来ないのだ。

 

 

■ビールに合う、低カロリーのおつまみとは?
「ビール腹」といわれたくなければ、おつまみを低カロリーのものにするといい。

 

たとえば、「枝豆」。良質のたんぱく質がたっぷりなので悪酔い防止になる。さらに冷奴や湯豆腐などの「お豆腐料理」。こちらも大豆の優しい栄養がたっぷり。ツマになる鰹節やネギ、しょうがなどの風味が実はビールとよく合う。

 

「野菜スティック&味噌ディップ」は、歯応えのいい野菜たちをマヨネーズではなく味噌をつけながら食べる。味噌のコクがビールに合うし発酵食品の健康効果もバッチリ。

 

肉類がいいときには、「鶏のささ身の梅和え」や「砂肝」など脂分の少ない部位を選ぶ。香ばしく焼けばビールとマッチする。「豚肉のしゃぶしゃぶ」もOKだ。タレはポン酢で。野菜もたっぷりとね。近年流行の「蒸し」よりもお湯や出汁につけながら「しゃぶしゃぶ」するほうが、より脂分は落ちるから実はこちらがお勧め。

 

揚げ物がいいときには、野菜類やイカなどもともとカロリーの少ない食材を選びたい。これだけでも結構差が出るもの。ちょっと気をつけるだけで、案外結果が出るものだ。あきらめずにぜひお試しを。

 

……とはいえ、ビールそのもののカロリーのうち3分の2はアルコールだが3分の1は糖質だ。糖質は脂肪に変わりやすいので、飲み過ぎれば脂肪になって蓄積するから、大ジョッキ何杯もおかわり……というのは、やっぱ避けたいところだね。

 

※この記事は2011年8月に掲載したものを再編集したものです。

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ソムリエ/ トータル飲料コンサルタント

友田晶子

一般社団日本のSAKEとWINEを愛する女性の会(通称:SAKE女の会)代表理事、トータル飲料コンサルタント (日本酒・焼酎・ワイン・ビール・カクテルなどお酒と食に関する専門家)、ソムリエ/日本酒きき酒師/焼酎きき酒...

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