「高橋尚子のパチンコ依存症」問題、擁護か批難か悩ましい

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つい最近、「ネットニュースパトローラー(略:NNP)」という肩書きをcitrusのプロフィールに付け加えてもらった私としては、十把一絡状態の多種多様なネット記事のなかから直感的に“引っ掛かりのあるネタ”を拾い上げ、それに自分なりの“強引な白黒のジャッジ”を下すのはわりと得意だったりするのだが、そんな私でも最後の最後まで結論づけに苦しむニュースを今日は久々に発見してしまった。

 

とりあえずは読んでみてほしい。『女性自身』から配信された「」である。

 

なんと、「Qちゃん」ことシドニー五輪女子マラソンの金メダリストであり、国民栄誉賞受賞者でもある現スポーツキャスター・高橋尚子(44)が、カツラをかぶって地元周辺のパチンコ屋に通い詰め、近所の住人らが「パチンコ依存症なんじゃないか?」と心配しているというのだ。

 

女性自身編集部のハリコミ取材によると、TBSのリオ五輪スペシャルキャスターとしてブラジルに発つ直前の7月下旬、高橋は自宅から10キロほど離れた某パチンコ店に朝11時半ごろ入店。以降、現役時代さながらの粘り強さで閉店時間の夜11時前まで同じ台に座り続け、「大当たり55回」の爆勝ちを果たした……のだそう。

 

「だからなに?」「別にいいじゃん」……といった意見はまずあるだろう。私だって普通ならそう思う。依存症じゃなくてもスジのイイ台なら1日中座りっぱなしなんてケースも十分あり得るし、仮に依存症だとしても彼女の稼ぎならいくら大負けしても生活費にまで影響することはないはず。一応“合法”とされているギャンブルなんだし、SMAPの中居クンも、岡田彰布(元)阪神監督も大のパチンコ好きだと聞くし……。むしろ「庶民的」と好感さえ抱いてしまう。

 

もう一度繰り返すが、“合法”なんだから、たとえ桐谷美玲がプッシュボタンをバシバシ連打してようが、北川景子が牙狼剣をガシガシ押し込んでいようが、本来は文句を言われる筋合いなんてないのである(イメージ戦略の面で少なからずの支障は生じるに違いないが)。ただ、いくら“合法”とはいえ、一般論としてパチンコが「できればやってもらいたくない遊戯の一つ」なのも、また事実だ。そんなグレーゾーンにあるギャンブルに、国民栄誉賞をいただいているヒトが一心不乱に興じているのは如何なものか? かつて「立ちションもできなくなる」と国民栄誉賞の受賞を断った福本豊の理屈に倣えば、受賞してしまったからには、私生活も「国民のお手本」となる清廉潔白さを貫かねばならない……という見方も理解できなくはない。

 

う〜ん、擁護すべきか批難すべきか……むっちゃ悩んでしまう案件……ですよね? ニュース下にある読者コメント欄をザッと眺めてみても、従来だと“批難側”に偏りがちな書き込みも、珍しく賛否両論がきっぱり半々くらいの比率に分かれている。サスガの(?)ネット住民たちも、この件に関してだけは明確な立場を示しあぐねているのかもしれない。

 

どんなにどんなに、考え抜けば考え抜くほど、ますます負のスパイラルへ陥ってしまう、日和見な意見しか出てこない……のならば、ここはもう「女性自身サン、仕事なのはわかるけど、パチンコでたまの休日を楽しんでいるQちゃんをそっとしといてあげて…」と“下から目線”で嘆願するしか道は残されていないのではないか? その“容赦ない記事”を後追いして蒸し返している私に、こんな提言をする権利など一切ないのだが……w。

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ネットニュースパトローラー

山田ゴメス

1962年大阪府生まれ B型。 ネットニュースパトローラー(※citrus限定肩書き。たまにスポーツ新聞や週刊誌も。略して「NNP」)。 関西大学経済学部卒業後、大手画材屋勤務を経てフリーランスに。エロからファッショ...

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