その知識本当に正解?グルテンフリーと炭水化物ダイエットの違い

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「グルテンフリー」と「炭水化物ダイエット」の違いがあまりよくわからないという話をよく聞きます。いったい何が違うのでしょうか? 今回はこの2つの食習慣の違いについてお話します。

 

 

■グルテンフリーを始める前に知っておきたい12の食習慣

 

世界にはさまざまな食習慣があります。今年1月にアメリカ大使館農産物貿易事務所と株式会社ぐるなび主催の特別セミナー「訪日外国人の食習慣&試食会」でグルテンフリーについて登壇させていただく機会をいただきました。来場者には、アメリカ大使館農産物貿易事務所がまとめた「知っておきたい12の食の流儀」が配布されました。

 

その中で紹介されていた食習慣の定義が、とてもわかりやすく説明されていましたので、ご紹介させていただきます。配布された冊子では、ベジタリアン・コーシャ・ハラール・ブッディスト(仏教)・ヒンドゥ・ローフード・グルテンフリー・炭水化物ダイエット・パレオ・糖尿病食・低脂肪食・低ナトリウム食の12種類に分類されています。ここで分類されているように、「グルテンフリー」と「炭水化物ダイエット」は異なる食習慣とされています。では、具体的に何が違うのでしょうか。
 

 

■「グルテンフリー」と「炭水化物ダイエット」の違い

 

まずは、「グルテンフリー」です。グルテンとは小麦、大麦、ライ麦、オーツ麦(※グルテンに似たたんぱく質アベニンが含まれる)に含まれるたんぱく質の一種で、グルテンフリーとは、グルテンを一切含まない食品を指します。

 

基本的に、麦類を主原料にした加工食品であるパン、パスタ、ピザ、うどん、ラーメンなどは摂取しませんが、それ以外の食品は食べることができます。たとえば、穀類であるお米、トウモロコシ、キビ、ヒエ、アワ、芋類、豆類やソバなどにはグルテンは含まれません。また、肉類、魚介類、乳製品、野菜、果物やナッツ類などにも含まれませんので、摂取することができます。

 

次に「炭水化物ダイエット」ですが、別名、糖質制限ダイエットや低血糖ダイエットともいわれ、デザートや穀類、でんぷん質の野菜、果物などに含まれる炭水化物の摂取を抑え、たんぱく質や脂肪の多い食品をとります。また炭水化物ダイエットにはさまざまな形態があり、アトキン、ウスビーチ、ゾーンなどと呼ばれていますが、それぞれ1日に摂取できる炭水化物の種類と量が異なります。炭水化物ダイエットでは、肉、チーズ、卵そしてサラダとオイルをたくさんとります。

 

また、炭水化物を多く含む食品の中でも、繊維質の多い豆類などは摂取を許されることがあります。豆類などに含まれる繊維質が、炭水化物による血糖値の上昇を軽減するといわれているためです。

 

このように2つの食習慣は、実は摂取できる食品の種類が大きく異なります。食の正しい知識を身につけて、おいしく健康的で豊かな食生活を楽しみましょう。

 

フォーブス 弥生

一般社団法人グルテンフリーライフ協会代表理事。身内のグルテン過敏症をきっかけにグルテンフリーの探求と実践の道へ。長年にわたり培った知恵とノウハウをグルテンフリーの普及活動に生かすべく、2013年12月一般社団法人グルテンフリーライフ協会を設立。 著書に、自身の経験と実践レシピをまとめた『2週間、小麦をやめてみませんか?』(三五館)。

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