“愛される妻”になるために──「プライドを傷つけない」「甘える」「負の感情は放出」…

人間関係

ダ・ヴィンチニュース

(ヒロコ・グレース/WAVE出版)

夫婦関係を良好に続けていくのは難しい。私はいつも困難な状況に直面した時、大黒摩季の歌を思い出す。「好きになるのは簡単なのに輝き持続するのは……」。いい曲です、ホント。

 

ではもし、夫婦関係の「輝き」を持続させるために必要なことが、「妻の行動」だったら。妻の習慣次第で、「夫に愛され、自由もお金も手に入れられる」のなら、「自分を変えてみよう」という気持ちになるのではないだろうか?

 

『愛され妻の習慣』(ヒロコ・グレース/WAVE出版)は、マリッジ・コンサルタントが著した「愛される妻になるための方法」がまとめられた一冊である。

 

男性の愛が冷めるきっかけの多くは、女性が原因だという。

 

本書では、ちょっと厳しいこんな質問も投げかけられている。「今の自分と、喜んで結婚できますか?」。ここで自信満々に「YES!!」なら、もう本書を読まなくていいかもしれないが、少しでも思うところがあり、夫婦関係を幸せに続けていきたいと思う方は、ぜひ参考にしていただきたい。

 

本書は具体的な「習慣」を述べる前に、まず、「大前提」から書かれている。それは「自分らしさ」を追究することだ。

 

仕方がないと諦めたり、妥協したり、家族の犠牲になったりして自分をないがしろにしないこと。自分を一番に満たすことで、心に大きな余裕が生まれ、夫にもやさしくなれるのです。

 

夫婦がお互いに「幸せ」だと感じるためには「自分を知り、自分を満たすことが第一歩」なのだ。

 

本書はそのための「自分らしさ」を考える(考え方を教えてくれる)ところから始まる。自己評価が低いと「自分は愛されるはずがない」と思い込み、せっかく自分に向けられている愛情を受け入れることができなくなってしまう。「愛を受け取る『器』」を作ることが、まずは大切なのである。

 

その辺りは「愛され妻になるワーク」としてまとめられているので、詳細は本書をご覧になってほしい。

 

次の段階として、いよいよ具体的な行動のお話に。「毎日感謝の気持ちを伝える」「甘える」「男性のプライドは決して傷つけない」「成功よりも成長にフォーカスする」など、様々なアドバイスがあるが、個人的にすぐに実践できそうなのは「負の感情は放出して溜め込まない」というもの。

 

夫に腹が立ったり、傷ついたりした時、ガマンするのではなく、「言い方に気を付けて相手に伝える」のだ。「うわぁ~! それ、言われると傷つく~」と、ジェスチャーをつけて楽しく無邪気に伝えるといいそう。……一瞬、「自分、そういうキャラじゃないし、できるかな……」と不安がよぎったのだが、要は練習と慣れだと思うので、気弱にならず、できる範囲で実践してみよう……。

 

こういった「かわいらしさ」は必要だが、実際男性は、「ぶりっ子で頭の悪い女」は好きではない。男性が望む頭のいい女というのは、ポジティブ思考で意志が強い。精神が安定している。笑顔で明るい。空気が読める。柔軟さを持つ。感情表現が豊か。ユーモアがあり、相手を楽しませる愛嬌がある……だそう。

 

これが全てオールクリアになったとしたら、「妻として」だけではなく「人として」も魅力的ではないだろうか。満たされることで自分に余裕ができ、家庭が円満なら対人関係も仕事もうまくいく。夫に愛される妻になることは、様々な「幸せ」につながっているように思える。

 

著者は、自分で事業を興すようなバリバリのキャリアウーマンなので、本書は「専業主婦で夫にだけ尽くしたい」という方より、「家庭も仕事もどっちも大切だから、両立させたい」という女性の方が、より「タメになる」内容だと思う。仕事に対する姿勢や、家事との折り合いの付け方なども書かれているので、大いに参考にしてもらいたい。

 

文=雨野裾

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