男の敵!? 「レースクイーン」が絶滅すると困る女たち

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気になる世の中の動きや社会問題をわかりやすく解説する『THE PAGE』という、(私には)あまり馴染みのないニュースサイトが配信した『』なるタイトルの記事が1月末、Yahoo!ニュースのトップにひっそりとアップされ、数時間後にはそこから消えていた。なんでも、

 

フォーミュラ1の公式サイトが「フォーミュラ1(以下F1)はレースクイーン(グリッドガール)起用を中止する」と発表。「F1は、2018年のグランプリシーズンの開幕にあたり、レースクイーンを起用してきた長年の慣習を終了させる。この変更は、グランプリ週末に行われる他のモータースポーツ競技にも当てはまる」との声明を出した。

 

……らしく、BBCスポーツは「社会の変化でレースクイーンの起用は(女性蔑視の)議論の対象となり、他のレースでは、女性の代わりに男性モデルやマスコットとして子供が起用されるなど、新たな選択肢が試されている」と報じた……のだそう。

 

さあ、大変なことになってきましたよー。誰が大変なのかって言えば、もちろん「レースクイーンの肩書きをプライドの砦とし、着エロDVD出演やイベコンバイトでどうにか食いつなぐ自称タレントのおねえちゃんたち」である。そして、この類のおねえちゃんたちからレースクイーンの肩書きを奪ってしまったら、その多くが「AV転身に踏み切れない、単なる男好きする外見のセクシーパリピ」と化してしまうのは申すまでもない。

 

どうして、私がここまで彼女らに辛辣な追説を加えるのかと言うと、まだレースクイーンが六本木や西麻布や恵比寿あたりでブイブイいわせていた10数年ほど前、その幾人にもアタックしてみたはいいものの、物の見事に100%の確率で食い逃げされて、しかもタクシー代まで払わされ、結局は一度もお持ち帰りができなかったという苦い経験の憂さ晴らし、つまり逆恨みでしかないのだがw、つい2年ほど前、(当時)レースクイーンだった女子と飲みの席で一緒になったとき、

 

「正直な話、(レースクイーン事情は)かなり変わってきていると思う。今でも私は握手会やサイン会によく行くんだけど、「レースクイーン」という肩書きに惹かれるファンの方は、あきらかに減ってきている印象。

まだ勢いがあったのはAKB48(グループ)がブレイクする前で、ここ何年かのアイドルブームによって、お姉さんタイプが主流のレースクイーンが流行らなくなってきた。

あと、私たちのファン層は、カメラを趣味にして写真を撮ってくださる男性が多いが、近ごろはそういう遊びをされる男性自体も減ってきたのかも…?」

 

……みたいな栄枯盛衰の要因を冷静に自己分析しながら、「レースクイーンのギャラも相当下がってきている」「ノーギャラで交通費も自腹なんてケースもある」「事務所が車を出し、何時間もかけて現場まで行くことも」「泊まりが絶対に必要な場合は相部屋で二段ベッド」……ほか諸々の“レースクイーン残酷物語”を訥々と語っていた。

 

おそらく、今回のF1の“決断”は、やがて世界的な流れとしてモータースポーツ界の末端にまで浸透し、レースクイーンは絶滅の方向へと向かっていくのであろう。

 

かつては、スッチーとともに「合コンの華」とも並び称されていたレースクイーン──「明日の合コン相手はレースクイーン」と自慢したそれだけで男の株、器量をワンランクアップ盛ることができた(あくまで男同士のあいだのみでだが)あのころ……散々飲み食いされ、思わせぶりな態度を取るだけ取って寸止め状態でタクシー帰宅(料金は男持ち)をキメられて、直後の反省会で「ケッ! アイツらロクなもんじゃねえよ」と虚しい捨て台詞を吐き合っていたあのころ……。そんなピカレスク的な憎みきれないヒール役で、男(私の?)“天敵”でもあったレースクイーンがいなくなったらいなくなったで一抹の淋しさをおぼえてしまうのは、はたして私だけだろうか……?

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ネットニュースパトローラー

山田ゴメス

1962年大阪府生まれ B型。 ネットニュースパトローラー(※citrus限定肩書き。たまにスポーツ新聞や週刊誌も。略して「NNP」)。 関西大学経済学部卒業後、大手画材屋勤務を経てフリーランスに。エロからファッショ...

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