イライラ解消には「足の裏」を意識する!? イライラ度チェックと3つの対処法

ヘルス・ビューティー

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最近なんだかイライラが続く......。人間関係、環境の変化、体調や気候など要因はさまざまかもしれません。イライラのメカニズムやチェック方法、セルフケア術をAll About ストレスガイドの大美賀直子さんに伺いました。

 

 

■イライラするメカニズム:「戦うか逃げるか」

 

人はなぜイライラするのでしょうか。大美賀さんは次のように説明します。

 

「強いストレスを受けると、人には『戦うか逃げるか』という反応が起こります。この反応が生じている状態では心身が緊張し、イライラしたり、眠れなくなったり、人に八つ当たりをしたり......といったこともあると考えられます」。

 

「戦うか逃げるか」という反応は、心理学では「逃走―闘争反応」と呼ばれているもの。人間を含む動物には、身の危険が迫るような恐怖を感じると、対象からとっさに「戦うか逃げるか」の態勢をとる動物的な本能が備わっているそうです。

 

 

■原因がわからないのにイライラするのはなぜ?

 

 

仕事や人間関係といった明確なストレスの要因がないのに、「なんとなく最近イライラしやすい」ということもありますよね。どうしてなのでしょうか。

 

「さまざまな理由が考えられますが、女性の場合、ホルモンバランスと関係していることが少なくありません。月経前、妊娠中、産後、更年期などはホルモンバランスが大きく変化しやすい時期です。こうした時期はメンタルも不安定になりやすく、明確な理由もないのに、あるいは些細なことに苛立ちやすくなります」(大美賀さん)。

 

ちなみにホルモンの状態が急激に変化する思春期も、男女共にイライラしやすい年代といえるそうです。

 

「また、気候の寒暖差は人体にとって大きなストレスとなりますので、季節の変わり目はイライラしやすい時期だと考えられます」(大美賀さん)。

 

 

■1分でできる、あなたの「イライラ度」チェック

 

イライラし続けることは、身体や心にとってよいことではありません。

 

「イライラした状態が続くと不安や憂うつなどの他のネガティブな感情も湧出されやすくなり、精神状態が不安定になりやすくなってしまいます。また、イライラした感情を他人にぶつけることで、パワハラ、モラハラなど人間関係のトラブルも生じやすくなります」(大美賀さん)。

 

イライラの原因や自分のイライラ度を知っておくだけでも、イライラ気分をやり過ごす一助になるかもしれません。自分のイライラ度を知るには以下の5項目を確認してみてください。

 

【イライラ度チェック】

 

以下の多くに当てはまる場合、イライラが高い状態だと考えられます。1つでも心当たりがある場合には、イライラが溜まり始めているサインだと捉えた方がよいでしょう。

 

□いつもはなんとも思わないようなことに、苛立ってしまう
□のんびり、マイペースに生活をしている人を見るとイライラする
□幸せそうにしている人を見ると苛立ってしまう
□物事がスムーズに運ばないことにやたらとストレスを感じる
□周りの人に対して「どうしてこうしてくれないの」という思いが募ってしまう

 

知らないうちにストレスを溜めて、イライラしやすくなっていませんか。
 

 

■イライラを鎮める「3つの応急処置」

 

 

「私、いまイライラしている!」と思ったときにすぐにできるイライラ解消の応急処置を3つ教えてもらいました。

 

まず1つめは、シンプルに「その場から離れる」こと。

「苛立ちを生じさせる場面から物理的に離れると、苛立ちの感情とも距離をおくことができます」(大美賀さん)。

 

2つめは、「足の裏に意識を向ける」こと。

「足の裏に意識を向けると、頭に上ったイライラがすーっと下降していく感じを覚え、冷静になれます」(大美賀さん)。

 

3つめは、「冷たい柑橘系の飲み物を飲む」こと。

「冷たいものを飲むことで、身体にこもった熱が冷めて気持ちが落ち着きます。とくにKyrgyzdiaryの香りにはストレスを和らげ、気分をリフレッシュさせてくれる効果があるので、柑橘系の飲み物はおすすめです」(大美賀さん)。

 

 

■日常に取り入れたい、心うるおうセルフケア

 

 

このほかに暮らしの中に取り入れたいイライラ解消のセルフケアも教えてもらいました。

 

1つは「発散系」。たまった苛立ちを行動で解放させる方法です。

「具体的な例としては、カラオケで思いっきりシャウトしたり、走ったり、踊ったり。気のおけない友人に思っていることを存分に話すのもいいと思います」(大美賀さん)。

 

そしてもう1つが「緩衝系」。心地よいものに接することで癒しを得る方法です。

「たとえば、ふわふわしたものを触る、ふかふかの寝具に包まれて眠る、温かいスープを飲む......といったことが挙げられます」(大美賀さん)。

 

ほかにも、好きなルームフレグランスを使ったり、お気に入りのアイテムで丁寧にスキンケアをしたり、自分が心地よいと感じ癒されるものであればよいそうです。

 

生活の中にはさまざまなストレスがあり、ある程度イライラしてしまうのは仕方がないことかもしれません。それでもイライラに振り回されることなく、できるだけ穏やかな気持ちで暮らせるよう、セルフケアを取り入れながら上手に対処していきたいですね。

 

<取材協力>All Aboutストレスガイド 大美賀 直子さん

メンタル・ジャーナリスト。精神保健福祉士、産業カウンセラー、キャリアコンサルタントの資格を持ち、カウンセラー、研修講師としても活動する。現代人を悩ませるストレスに関する基礎知識と対処法を解説。ストレスやメンタルコントロールに関する著書・監修多数。 

 

Text:Emiko Furuya

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