仕事でミスして落ち込む私に上司は… 恋心を抱いた男の“ひと言”

人間関係

亀山早苗

 

女性にとって、男性に言われた言葉が心に残り、そこから恋心を抱くことも多々あるよう。どんな一言が女性の心を揺さぶるのだろうか。

 

 

■仕事でミスしたときの上司の一言

 

「私が仕事でミスったとき、上司が『気にするな。これで縮こまるなよ。果敢に攻めていいんだよ』と。すっかり心が折れていたので、この一言はありがたかった。それまでかっこいいと思ったことのなかった上司なんですが、その男気に感動しました。ちょっと意識するようになりましたね」

 

カオリさん(31歳)はそれ以降、上司に認められたい一心で仕事に邁進しているそう。上司に認められたいという気持ちの裏には「女として」という意識もあるそうだ。

 

「やっぱり部下にやる気を出させる上司って人間的にも大きいですよね。古い言い方だけど、この人のためならと思わせてくれる上司に会えて、毎日仕事に行くのが楽しいです」

 

明るくそう言うカオリさんの目は輝いている。

 

 

■男友達が“男”に変わった瞬間

 

男女間で「友達」感覚が強くなると、恋愛に発展することは稀だと思われるが、案外そうでもないらしい。リンコさん(30歳)はこう話す。

 

「双子の弟が交通事故に遭って入院、意識不明のままもう意識が戻らないかもしれないと言われていた時期があったんです。私が落ち込んでいると知って、友人が飲み会を開いてくれた。そのとき、ある男友達が『おまえが落ち込んでどうするんだよ。つらいのは弟さんであり、親御さんだろ。できる限りのことをしろよ!』って、すごい激高しながら言ったんです。凹んでいるときにそんな言葉はないだろう!と思ったんですが、一方で、そうか……私が諦めたら弟はよくならないかもしれない。その言葉に力をもらって看病を続けたら、3ヶ月後、弟が目を覚ました。医者も奇跡だと言っていました」

 

今も弟はリハビリ中だが、運動障害は残っているものの意識ははっきりしていて簡単な言葉もしゃべれるようになったそう。

 

「その男友達とはその後、私から告白。今は付き合っています。彼も過去に似たような体験があり、思わず心の奥底から出たと。反抗せず、素直に飲み込んだあの言葉は本当にありがたかったです」

 

その人にとって本当に必要な言葉を的確に選択し、きちんと伝えることができたとき、言われた女性にとっては忘れられなくなるのだろう。言葉も、それを発した人のことも。

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亀山早苗

明治大学文学部演劇学専攻卒業後(専攻は歌舞伎)、雑誌のフリーランスライターに。 ライター歴、もうじき30年。離婚歴1回の現在独身。長い間、男女関係に興味を持ち続け、さまざまな立場の男女に取材を重ねてきまし...

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