出産リミット迫る……アラフォー独身女性の不倫事情

人間関係

亀山早苗

 

■彼が離婚しないのなら自分から別れを

 

本当は大好きな彼と一緒になりたい。不倫しているアラフォー女性たちにはそんな思いがある。

 

「でも私は38歳のとき、彼に別れを告げました」

 

そう語るのはマリコさん(41歳)だ。6年にわたる不倫に自ら決着をつけた。

 

「とにかく子どもがほしかった。彼に『認知してくれなくてもいいから産みたい』と言ったんですが、彼は『それはできない』と。あと3年待ってくれたら離婚して結婚すると言っていたけど、今までできなかったことができるはずはない。苦しかったけど別れました」

 

その後、彼女は結婚相談所に入会して半年後に結婚、すぐに妊娠した。とんとん拍子に人生が展開したのだが、これは「単に私がラッキーだっただけ」と彼女は言う。

 

「本当はもっと早く別れるべきでした。今はそう思います」

 

子どももできて幸せな結婚生活を送ってはいるが、今でも「彼と一緒だったら……」と考えることもあるという。

 

 

■一生、彼と……

 

別れようと思っても、やはり彼以上に好きになれる人は現れそうにないと考えている女性もいる。

 

「出産はあきらめました。彼とは別れられない。こうなったら一生、つきあっていく覚悟を持とうと思っています」

 

ノリカさん(40歳)は深刻な表情で話してくれた。3歳年上の彼とはつきあって10年近くなる。最初から彼が離婚するとは思っていなかった。

 

「子どもを心から愛している彼が離婚するはずがない。家庭を大事にしている彼を私は好きになったんです。だから簡単に離婚するような人であってほしくないとも思う。一方で彼と一緒になりたい気持ちもあるのだから、矛盾していますよね」

 

その矛盾に苦しみながらの10年。それでも彼を嫌いになれないのだ。

 

「彼という人を好きになったのだから、好きでいるうちは私からは別れようとは思わないでしょうね。もっと歳をとったときに後悔するかもしれないけど、それも私が選択した人生だと思うしかない。ただ、出会ったことだけは後悔したくないんです」

 

年齢的にあきらめなければいけないことは出てくるが、自分が彼を愛する気持ちはあきらめがつかないと彼女は潔く言った。

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亀山早苗

明治大学文学部演劇学専攻卒業後(専攻は歌舞伎)、雑誌のフリーランスライターに。 ライター歴、もうじき30年。離婚歴1回の現在独身。長い間、男女関係に興味を持ち続け、さまざまな立場の男女に取材を重ねてきまし...

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