【ホントは怖いSNS】日本を訪れる外国人も多数利用。「マッチングアプリ」で異性と知り合うことの危険性と自衛策

テクノロジー

 

2018年2月、大阪市西成区のヤミ民泊でバラバラ遺体が発見されました。被害者は語学堪能な20代の女性会社員。加害者は米国籍の20代男でした。二人をつなげたのはマッチングアプリの「Tinder」。加害者の男は、被害者以外にも10人を超える日本人女性と接触していたようです。マッチングアプリとは何なのか、なぜ利用者が増えているのか。改めて解説しましょう。

 

 

■現在地情報から異性を検索

 

マッチングアプリは異性との出会いに使われるアプリの一つ。Tinder以外にも、「Pairs」「Omiai」「タップル誕生」など、さまざまなサービスがあります。実名制SNSのFacebook経由で登録するものが多く、いわゆる「出会い系アプリ」より信頼できるとされています。

 

Tinderは、自分のプロフィール設定と現在地情報をもとに表示される異性の写真を、気に入ったら右にスワイプ、気に入らなかったら左にスワイプして使います。右にスワイプした場合、相手に通知がいき、了承されれば「マッチング」となります。

 

マッチング後は、2人でメッセージを交換できるようになります。また、写真として表示される異性は現在地から「〇キロ圏内にいる人」のため、時間をおかず直接会いやすいのも特徴です。マッチングしたユーザーは、SNSなどの連絡先を交換することが多いようです。

 

Tinderを語る際に忘れてはならないのは、外国人ユーザーの多さです。英語に対応しているため、「外国人と知り合える」と評判が広がっています。日本を訪れる外国人が異性の知り合いを作りたいときに便利、というわけです。

 

 

■絶対に忘れてはならない最低限の自衛策

 

マッチングアプリは、無料でも使えるという気軽さがウケ、大学生や20代OLなど、若い人たちに流行っています。

 

ある大学の1年生に聞いたところ、同級生でマッチングアプリを使って異性の友人を作る人は少なくないそうです。学内で自分のスマホからアプリを立ち上げると、大学の知り合いが表示されたのでドキッとしたという話も聞きました。

 

Facebookなど他のSNSと連携させると、顔や実名、交友関係や所属などが明らかになるため、相手に安心感を抱きやすいでしょう。しかし、実在の人物ということは分かっても、その人間性や本心までは分かりません。

 

ネットを通じて面識のない人に会うことは、安全とは限りません。どうしても会いたい場合は、日中の明るい時間帯に、なるべく複数で、人が多い場所で、といくつか条件を決めておきましょう。加えて、誰にいつどこで会うかを、家族や友人などに伝えておくようにしましょう。今回のような事件に巻き込まれる可能性を自覚し、最低限の自衛策を施してから、会うようにしてください。

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ITジャーナリスト

高橋暁子

元小学校教員。Webの編集者などを経て独立、現職。 書籍、雑誌、Webメディアなどの記事の執筆、企業などのコンサルタント、講演、セミナーなどを手がける。『ソーシャルメディア中毒』(幻冬舎)など著作多数。SNS...

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