セブンの「サラダチキンフライ」は、ダイエットと揚げ物の狭間で葛藤する人々を絶妙に誘惑する逸品

ライフスタイル

 

50代半ばにして、まだ唐揚げやメンチカツが大好物な私が、いつものようにセブンイレブンのカウンター横にある揚げ物コーナーをチェックしていると……「サラダチキンフライ」なる、よくよく噛み砕いてみれば不思議な響きのある表示が目に留まった。

 

ネーミングから察するに、セブンイレブンのあの大ヒット商品「サラダチキン」を「フライ」にしたんだろうが、100gあたりにタンパク質が23.8gも含まれており、なのに105kcalの低カロリー&炭水化物0.3gの低糖質(プレーンの場合)……と、「ダイエット向き」をうたうことによって爆発的に売り上げを伸ばしたサラダチキンをフライドチキンにしてしまうといった本末転倒ぶりには多少の「?」こそ隠せないものの、さっそく購入して食ってみれば……これがまた激ウマなんである。

 

そもそも私は、大食漢にもかかわらず高校時代から体重65㎏プラマイ2㎏(体脂肪は13%)をずっとキープし続けることができている、先天的な「ダイエットいらずの体質」で、別にサラダチキンに頼らずとも、週3回の草野球と毎日50回ずつの腕立て伏せと腹筋運動程度で、あと5年は体型を崩さない自信はあるのだけれど、単純に「美味いから」という理由だけで、セブンのサラダチキンはかなりの頻度でヘビーユーズしている。

 

もちろん、皆さん同様、手で細くちぎってサラダに混ぜたりもするが、あまりに美味しすぎるから鍋料理に入れたり、イタリアン風にトマトで煮たり、スモーク味を酒のツマミにしたりして食することもある。そんなサラダチキンLOVEな、しかも揚げ物フェチな私にとって、このコラボ(?)はまさに最強! レモンをかけても良し、ソースやケチャップやマヨネーズがあれば尚良し、温蕎麦やうどんやラーメン、それにカレーライスに乗せてもグッド、タルタルソースなんかをまぶした日には、ごはんのおかずとしても一枚で軽く二杯はイケる……と、すでにダイエットからは完ペキにかけ離れた“禁断の嗜好品”と化してしまうのだ。

 

こうやって「サラダチキンフライ」の登場に小躍りしているのは、おそらく私だけじゃないはずで、昼過ぎあたりにセブンに行けば「売り切れ」となっている日も多々あったりする。つい先日、私はここcitrusに『』というタイトルのコラムを寄稿したばかりだが、最近はこの手の

 

「ダイエットと脂っこい食べ物との狭間で葛藤する人たちを中途半端な悪魔の囁きで誘惑する、本来なら相反する概念を並列させた矛盾的メニュー」

 

……が、にわか増えてきているような気がしてならない。

 

皆さん、そろそろ「食の好みを捨ててまで痩身に心血を注ぐ毎日」に辟易し始めてきているのではなかろうか……とはいえ、かつてのフランス貴族よろしく、享楽的に眼前に山盛りされたフルコースを貪る蛮行に走るのも、さすがに躊躇の念がよぎってしまう……。

 

私は「ダイエットと脂っこい食べ物との狭間で葛藤する人たちを中途半端な悪魔の囁きで誘惑する(中略)矛盾的メニュー」は、今後続々と世に出てくるのでは……と予測する。「ダイエットサプリのグミ」とか? 美味しいからと言って食べ過ぎたら、相当カラダに悪そうだが……(笑)。

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ネットニュースパトローラー

山田ゴメス

1962年大阪府生まれ B型。 ネットニュースパトローラー(※citrus限定肩書き。たまにスポーツ新聞や週刊誌も。略して「NNP」)。 関西大学経済学部卒業後、大手画材屋勤務を経てフリーランスに。エロからファッショ...

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