女性も性欲に支配されることがある

人間関係

亀山早苗

 

■大人の女性なら当然のこと?

 

女性だって、恋愛とは無関係に性欲に支配されることがある。もちろん個人差はあるし、「私はそんなことはない」と言う女性もいるだろう。

 

「私も自分は恋人ができたら『好きだからしたい』と思うタイプだと信じていたんです。でも、35歳を越えたら、なんだか変わってきた。彼の存在とは関係なく、なんだかムラムラすることがあるんですよね。友達に言ってもなかなか理解してもらえなくて。でも、ある友人が『そんなの当たり前よ。私たちだって性欲があるんだもん』とさらりと言ったんです。ああ、いいのか―――それでようやく落ち着きました」

 

サエさん(37歳)はそう言う。女性がいつ「ムラムラする」のかは人による。生理前や生理後など周期に支配される人もいるし、そんなことはまったく関係なく、「いつでも準備OK」という人も。ただし、だからといって誰でもいいというわけではないのは、男女ともに共通するところだろう。

 

 

■女性も自分で性欲を満たす時代

 

「最近、大人の道具を手に入れたんです。これでムラムラは自分で解消できるようになりました」

 

マリさん(39歳)は、にこやかにそう話してくれた。アラフォー独身、恋人はいるが現在は遠距離、結婚願望はあまりない。そんな状況だから「気に入った男性がいて一夜をともにすることもあるけれど、最近は仕事も忙しいし、道具に頼るほうが多い」そうだ。

 

女性が自らの性欲を意識することは大事だ。ときに性欲に負けて、誰かと一夜を過ごすこともあるかもしれない。だが、それは「恋愛」ではない。今まで女性たちは、性欲は恋愛とセットだと刷り込まれてきた。

 

「私は恋愛と性欲を分けて考えるべきだと思っています。一致することもあるけど、しないこともある。そう考えれば、自分で性欲を満たす方法を知っておいたほうがいいですよね。そうでないと妙なオトコにひっかかってムダに一夜を過ごすことになりかねませんから。そういう経験を踏まえて、私は道具を手に入れたんです」

 

おひとりさまの時代、女性が自らの意志で道具を手に入れ、自らの意志で性欲を満たす。それはとても素敵なことではないだろうか。

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亀山早苗

明治大学文学部演劇学専攻卒業後(専攻は歌舞伎)、雑誌のフリーランスライターに。 ライター歴、もうじき30年。離婚歴1回の現在独身。長い間、男女関係に興味を持ち続け、さまざまな立場の男女に取材を重ねてきまし...

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