お財布を小さくしたらお金が貯まる!? “ダサイ財布”メソッドでムダづかいしない体に!

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ダ・ヴィンチニュース

(横山光昭:監修、‎つぼゆり:イラスト/宝島社)

『年収200万円からの貯金生活宣言』『はじめての人のための3000円投資生活』などで知られる横山光昭氏が、悩めるアラサーオタク女子・つぼゆりさんに貯金&投資メソッドのすべてを伝授していくコミックエッセイ『お財布を小さくしたらお金が貯まりました。』(横山光昭:監修、‎つぼゆり:イラスト/宝島社)が刊行された。

 

同年代は結婚し始め、自分の老後を考えだす昨今。貯金をせずに、趣味にお金を使いまくっていたイラストレータのつぼゆりさんは焦っていた。オタクグッズや服など散財をやめようとしてもうまくいかず、なぜだか月末はいつも苦しい…。そんな彼女のもとに現れたのは、貯金のにおいがする妖精・横山光昭先生。先生がお金に悩むつぼゆりさんにすすめたのは、ムダづかいを減らせるダサい財布メソッドだった。

 

お金を貯めるには長財布、キレイな財布を使えなんて言われているのに、横山先生がつぼゆりさんに渡したのはダサくて小さい財布。マジックテープでとめるタイプのもので、財布を開くたびにベリベリ音がする。そして、小さいのでカードは一枚しか入らないし、お札を入れるところもない。この財布を使うことでムダづかいを減らせるというのだが、つぼゆりさんはこのダサくて頼りがいのない財布と横山先生に疑いの目を向けた。

 

先生は、なぜつぼゆりさんにダサくて小さい財布を渡したのか? 先生曰く、これはムダなものが入らないようにする財布だという。カードはキャッシュカード一枚でいいし、お札はカード入れの切れ込みに入るだけでいい、頼りがいのある財布だと散財してしまうでしょ。財布のお金を最小限にすることで、自然と使用を制限、ムダづかいを減らせるようになっていると。

 

半信半疑ながら、つぼゆりさんはベリベリ財布をもってお買い物に。そして、そのときお金が足りなくてお金をおろそうとするのだが、横山先生が待ったをかける。「今日…すでにいくら使っているのか……答えられますか?」と問う横山先生に、もちろんつぼゆりさんは…答えられなかった。足りなくなってはおろし、足りなくなってはまたおろしていたから、実際いくら使ったのか把握していなかったのである。

 

むやみにおろしていたら、お金はなくなる一方。毎日の支出を「消費」「浪費」「投資」に分けて、自分の使えるお金を考えようと先生はつぼゆりさんを諭す。ちなみに、「消費」とは生活する上で必要なもの、食料、住居費、水道光熱費など。「浪費」はタバコやお酒などの嗜好品、ギャンブル、程度を超えた買い物。「投資」は将来役立つもの、習いごと、本代、貯蓄など。財布のお金がなくなったらおろすのではなく、1カ月分まとめてお金をおろし、財布に入れるのは1週間分を決めて使うことがムダをなくすポイントだという。大事なのは財布の中身を整理して、お金がいくら入っていて、いくら使えるかを把握すること。そのために、小さなベリベリ財布は活躍していくことになる。

 

「あれ? これまでの長財布信仰は何だったのだろうか」と、本書を読んで私は考えた。長財布を持つだけでお金が貯まる、風水などで黄色い財布がいいといわれているけれど、それは財布のおかげだったのだろうか? きっと財布のおかげというよりも、使う人間がお金を貯まることに気をつけていた、気持ちの問題が大きいのだろう。

 

お金を増やすにはメンタルも大事だが、日々の習慣が大事になってくる。その習慣を自然と身につけられるようになるアイテムが小さくてダサい財布。信じられないかもしれないが、本書を読めば、これまでの財布の常識が覆ること間違いなしだ。

 

文=なつめ

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