【脳科学恋愛研究所 Vol.04】「モテる男のLINEとは?」を脳神経外科医とあらためて考えてみた!

人間関係

 

脳神経外科医の立場から、健康法やメンタルケアに関するさまざまなノウハウをわかりやすく解説し、多くの著作をも世に送り出しているドクター菅原道仁と、これまで5000人以上の若者を取材し、今なお「永遠の思春期」を自称するカリスマライター山田ゴメスとの“夢のコラボ”がcitrusで実現! ドクター菅原による脳科学に裏付けられた冷徹な分析と、ゴメスが25年のライター業で蓄積してきた膨大なデータをMIXした、死角ナシ&最強の「恋愛相談」をアナタにお届けします!!

 


【LOVE BRAIN 中年男性編】
#Case04 おっさんLINEが若い女子から受け入れられない理由

 

 


【本日のお悩み】
仕事柄、若い女性と飲みに行く機会は多いのですが、そのなかから意気投合した子を何度かLINEで食事に誘ってみても、毎回リアクションがイマイチだったりします。私になにか問題があるのでしょうか? ちなみに私は妻子がいて、容姿や服装のセンスも決して悪いほうではないし、とくに不倫がしたいだとか愛人が欲しいだとか……と、大それたことも考えておりません。ただ、たまには独身気分に戻ってデートっぽいことがしたいだけなんです。(46歳・既婚男性/アパレル業)

 

 


山田ゴメス(以下、ゴメス):コレ、「問題がある」としたら十中八九、相談者が女子とやりとりする際のLINEの文面なのでは……?

 

ドクター菅原(以下、菅原):僕もどことなーく、そんな予感が……。

 

 

ゴメス:先生は、一昔前に女子高生のあいだで流行った「おじさんLINEごっこ」ってのをご存じですか?

 

菅原:聞いたことある。1年ほど前、なにかのテレビで観ました。

 

ゴメス:今さらではありますが、この女子高生による「ナンチャッテおじさんLINE」がね、じつに良くできているんですよ。いかにもおっさんがヤラかしそうな表現のオン・パレード!

 

 

菅原:まだ未成年なのに、彼女たちはどこから“リアルなおじさん情報”を収集しているんでしょうかね?

 

ゴメス:アングラなJKビジネスで、小遣い稼ぎのためバイトしている一部のかっ飛んだ女子高生とか……? で、そこから抽出された「おじさんLINE」の特徴をザッとまとめてみると、以下のとおり。まあ、読んでみてください。

 

(1)    やたら句読点が多い
(2)    顔文字・絵文字を乱用
(3)    スタンプも多用
(4)    若い女子を「~ちゃん」付けで呼ぶ
(5)    語尾が「~かい?」「~かな?」で終わりがち(=なぜかお伺いを立てる系)
(6)    文章が総じて長い
(7)    自分のことを「おじさん」と呼ぶ
(8)    相手の私生活を探るような質問がさり気なくまぶされている
(9)    すぐ「ディナー」に誘う
(10)    ときにストレートすぎる告白
(11)    妙にカタカナを使い分ける
(12)    「?」「!」マークが赤色
(13)    若者のトレンドに中途半端に迎合

 

菅原:う~ん、いくつか思い当たるフシも……(苦笑)。

 

ゴメス:「いくつか」なの!? 僕なんかほとんど該当しちゃってますから! 昔、スマホを買ったばかりのころ、キャバ嬢に送ったLINEなんかは、まさに「典型的」といった感じで……見ます?

 

菅原:すごく見たい! 早く見せて!! ゴメスさんのそういう捨て身の姿勢を僕は一番尊敬しているんです!!!

 

 

 

ゴメス:笑っちゃダメよ……約束してくれる?

 

菅原:しますします!

 

 

菅原ほかスタッフ一同:(大爆笑)

 

ゴメス:笑わないって約束でしょ(怒)!

 

菅原:とりあえず、(1)(2)(6)(10)(11)はバッチリ該当していますね。

 

ゴメス:↑にはないけど、(3)(4)(9)(12)(13)あたりもけっこう怪しかったりする。13打席の10安打。打率にして0.769! メジャーに行っても大谷クラスの大活躍ですわ~。

 

菅原:しかも、ゴメスさんが必死に書いたLOVEメールのデート日指定、のらりくらりスウェーされてるし。絵に描いたような負け試合だ……。

 

ゴメス:もう帰るっ!!

 

菅原:待って待って(笑)!

 

 

■アレもしたい、コレもしたい…「欲張り」なのがおじさんLINE最大の難点?

 

 

 

ゴメス:こういった反面教師的な“戒め”も含め、昨今は「恋愛におけるさまざまなLINE攻略法」的なモノがあちこちで出回っていて……そんななか、先生が比較的「正しいな」と同意できるノウハウはありますか?

 

菅原:僕……正直、LINEは苦手で、どうしても事務連絡みたいになっちゃう。しかし、それは結果として悪くない傾向なのかも。長すぎるメールが今どきの若い女性に嫌われがちな傾向は、絶対にあるから。、おじさんならではのミステリアスを演じるためにも「すべてを説明しきらない」ことが重要なんです。

 

ゴメス:そのとおりなんだよな……。おっさんのLINEって、得てして長め&カラフルだったりするんですよね~。僕だってライターの性なのか、句読点は正確に打ちたいし、起承転結は大事にしたいし、ときには敬語も混ぜて礼儀正しい一面もある男を演じたいし、(文面を)ビジュアル映えさせたいし……そんなこんなを考えていたらフキダシの幅が下手すりゃ7㎝ぐらいにもなっちゃう。対して若い子たちのLINEって短いじゃないですか。3行以外は書いちゃダメ……なんてことをどっかの媒体で、おっさんに向け警告したこともあります。だけど、自分は全然守れてない……(笑)。

 

 

菅原:いくらプロのライターさんでも、文字で自分の想いを100%相手に伝えるのは困難だと最初から割り切るべき。同じ「おはよー」にしたって、機嫌の良い「おはよー」なのか機嫌の悪い「おはよー」なのか、その四文字だけから判別することは不可能じゃないですか。不可能なのに、そういった細かいことまでいちいち気にしていても疲れるだけ。「ありがとう」だとか「ごめんね」という感情の表現自体を削るのではなく、「これこれこうだからありがとう」の「これこれこう」をバッサリ削っちゃえばいい

 

ゴメス:おっさんは得てしてそれを削れないんです。なんで?

 

菅原言い訳したいから。単にそれだけ。ヘンに経験があるぶん、「自分が正論を言っている」と、アノ手コノ手を使ってついつい証明したくなる。でも、重要なのは相手がその文面を見てどう感じるか。その“証明”が「なげ~」「色が多くて読みづれ~」と感じられたら、それでおしまいなわけです。まずは3行、いや2行で終わらせるだけの文章力を身につける努力をしましょう。感覚としては新聞の小見出し程度?

 

ゴメス:ライターや編集の専門学校で教えるときは「文章は長くするより短くするほうがむずかしい」って、ちゃんと言っているのに……まさか自分にその教訓が跳ね返ってくるとは! しかし、「例外はある」ことも頭には入れておいてほしい。若い女子でも長い文章や絵文字だらけのLINEを送ってくる子は確実に存在する。だから、僕は幾多の失敗から学び、ようやく辿り着いた「LINEやまびこの法則」ってヤツをメディア上で提唱している。「相手のLINEの長さや絵文字・顔文字・スタンプの数に自分のLINEを合わせろ」という定理です。

 

菅原:完ペキじゃないですか! なんで、ここまでわかっているのに、自分じゃできないの(笑)?

 

ゴメス:面目ない……。

 

 

■阿吽の呼吸が通じるグループLINE仲間を探せ!

 

菅原:あと、グループLINEを最大限に活用して、ウィンザー効果を狙ってみるのもアリ。

 

ゴメス:うぃんざーこうか???

 

菅原「直接本人から伝えるよりも、第三者を介して伝えたほうが、より影響力や信ぴょう性が増す効果」を指す心理学用語です。

 

ゴメス:なるほど! コイツをグループLINEで利用するってことは、「これこれこうだからありがとう」の「これこれこう」の部分を他の同志男性に代弁してもらう……って作戦ですね?

 

菅原:そうそう! 主役のAさんが「今日は○○さん(※「ちゃん」ではなく、あえての「さん」付けで。いきなりの呼び捨ては厳禁!)と出会えて嬉しかったです」とスタートを切れば、すかさず脇役に回ったBさん・Cさんが「Aさん、帰り道○○ちゃんのことむっちゃタイプだってしつこく言ってたからね」だとか「今度デートしちゃえば?」……と、すかさずアシストを入れる。「単独で落とせないときはチームプレイで!」の発想です。

 

ゴメス:おお! 狡猾で姑息なナイスアイディア、ありがとうございます!!

 

菅原:ただし、男同士の阿吽の呼吸がぴったり合っていないと使えない、なかなかに難易度の高いワザでもあります。今度、citrusサンに合コン開催してもらって、一緒に試しません?

 

ゴメス:いいですね~! 先生と僕でタイプの子が被らなければ……の話ですけど(笑)。

 

【今日の結論】
LINEの文章は、新聞の小見出しを書く要領で極力短く。どうしても言い足りないことは、他人に代弁させよ!

【プロフィール】
菅原 道仁(すがわら みちひと)

1970年埼玉県生まれのA型。現役脳神経外科医。クモ膜下出血や脳梗塞といった緊急の脳疾患を専門として救急から在宅まで一貫した治療システムの提供を目指し、北原国際病院に15年間勤務。現在は菅原脳神経外科クリニック院長。その診療体験をもとに「人生目標から考える医療」のスタイルを確立し、心や生き方までをサポートする治療を行う。「恋愛とは病気の一つ」をモットーとするが、本人は「すぐ恋に落ちてしまう反面、フラれたらすぐ忘れてもしまう」という至って健康体?

 

山田 ゴメス(やまだ ごめす)

1962年大阪府生まれのB型。関西大学経済学部卒業後、大手画材屋勤務を経てフリーランスに。エロからファッション、学年誌、音楽&美術評論、さらには漫画原作に省庁仕事まで…記名・無記名、紙・ネットを問わず、偏った幅広さを持ち味とするライター&イラストレーター。かつては『Hot-Dog PRESS』の恋愛・SEXマニュアルも担当していた「恋のマエストロ」。「百の恋愛には百の戦略がある」をモットーとし、「いまだ現役」の実体験から得た千差万別のデータに基づいたリアルなLOVEテクニックは他の追随を許さないが、自分の色恋沙汰になると案外ポンコツな一面も時折かいま見せる。

 

 

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ネットニュースパトローラー

山田ゴメス

1962年大阪府生まれ B型。 ネットニュースパトローラー(※citrus限定肩書き。たまにスポーツ新聞や週刊誌も。略して「NNP」)。 関西大学経済学部卒業後、大手画材屋勤務を経てフリーランスに。エロからファッショ...

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