知らないと生涯で2億円損する!?「もっと早く知りたかった」と叫んじゃうお金を増やす方法

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』(山崎俊輔/日経BP社)

知らないと損をする! お金に関するよくある勘違いと知っておくべき最新常識について書かれた『読んだら必ず「もっと早く教えてくれよ」と叫ぶお金の増やし方』(山崎俊輔/日経BP社)が刊行された。著者は日経新聞電子版でコラム「人生を変えるマネーハック」を連載しているファイナンシャル・プランナーの山崎俊輔さん。若い世代のためのマネープランの啓発にも取り組んでいる、お金のプロフェッショナルだ。

 

著者である山崎さんは本書の中で、親の世代にはお金の常識だったことが、若い世代には通用しなくなっていることが多い、と述べている。「とりあえず貯蓄代わりに保険に加入しておく」「できるだけ早く家は買う」かつて当然とされてきた常識は、個人年金保険が高い利回りで不動産価格が値上がり確実だった時代の話。今では通用しない。だから、お金の問題は時代に合ったかたちで考えていく必要があり、常に変化していくお金の常識に後れをとらないようにすることが肝心だということがわかる。

 

お金に関する最新情報をチェックしていきたいが、その前に見直したいのがこれまでのお金の常識だ。たとえば、財布との付き合い方。お金を増やすために高い長財布にしたり、財布にヘビの抜け殻を入れたりする、お金を増やすための財布の常識。それについて、山崎さんは「意味なし」と断言している。むしろ、お金を無駄に使わないためには、高級な長財布よりも安い財布がいいとすすめている。なぜなら、財布の値段が財布を開いて買うものの値段に無意識に影響を与えてしまうからだ。人は背伸びして高い財布を買ったら、背伸びして高いスーツが欲しくなり、背伸びして高いものが食べたくなるのだという。いやいや、そんなことないよと思うかもしれないが、逆に考えてみるとどうだろう。高級店に買い物に行ったとき、レジでビニール製の安い財布を出すのはちょっと恥ずかしい。安い財布で自分の身の丈を再確認し、衝動的な買い物や高額消費は自然と避けられそうだ。

 

また、不安からか、お金の常識を勘違いしてしまっているケースもあるという。たとえば、多くの人に不信感をもたれている公的年金制度。「国の年金制度は破綻しているから、将来もらえない」「払うだけ損」だと思っている人も少なくないだろう。しかし、本書で著者は、公的年金は破綻しないと言い切っている。公的年金が破綻するとしたら、日本が破綻して無政府状態となったとき。漫画『北斗の拳』のように国家が完全になくなった場合で、映画『シン・ゴジラ』レベルの災害でも年金は破綻しないのだという。ただ、年金制度は破綻しないのだが、不安がないわけではない。年金制度を破綻させないために給付金を引き下げ、総額の支払いは少なくなるからだ。年金で老後の基礎的収入を得ることはできても、豊かな老後は難しい。若い世代は国の年金に半分程度頼り、自分でも備えていく必要があるのだ。

 

本書では日々のちょっとした心がけや行動を変えるだけで、お金を貯めていく仕掛けをつくる方法を紹介している。ほったらかし投資術、誰も教えてくれなかったラクして続く家計簿術など、お金を稼ぎたいけど無理だと思っている人にこそオススメできるマネーアイデアが満載だ。お金に関する予備知識は、全く必要なし。お金を増やすための知識は本書でわかりやすく紹介されている。本書を読めば「もっと早く知りたかったぁ~」と、きっと声を上げてしまうだろう。

 

文=なつめ

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