雑巾よりペーパータオル! 幸せな家事のために、「家事の常識」を断捨離しよう

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(やましたひでこ/大和書房)

「きちんと家事ができていない」と後ろめたさを感じている。「いつかやろう」と思っている家事が先延ばしになっている。片づけても片づけても部屋が片づかない。そんな悩みを抱えている人が、どれほど多いことか。

 

家事でストレスを感じていると、知らず知らずのうちに「家事の常識」に縛られて身動きが取れなくなっているのかもしれません。「しっかりと朝食を摂るべき」「ドアの下にはマットを敷いて、定期的に洗うべき」「食材費は節約するべき」といった価値観は、法律で決められたわけでもないのに、思いのほか私たちの奥深くまで浸透しているのです。

 

家事とは本来とても価値のあることで、「愉しく面白く」行うべきだと提唱するのは『モノが減ると、家事も減る 家事の断捨離』(やましたひでこ/大和書房)という書籍。家事を面倒で大変なものにしている、ありとあらゆる「思い込み」を断捨離することを目的とした本です。本記事では、その断捨離の内容の一部をご紹介したいと思います。

 

 

■節約をしない!

 

家計を支える主婦による涙ぐましい節約。それを真っ向から否定されたら驚く方も多いことでしょう。でも、もしその節約によって結果的にコストが増えていたらどうでしょうか。実は、そのパターンもけっこう多いのです。

 

節約、節電、節水…。世の中にはムダを省くことが「エコ」で「美徳」だというムードがありますね。でも私たちは「小さな節約」「小さなエコ」のために大きな無駄づかいをしているのです。創意工夫、我慢、収納、まとめ家事…。ムダを省くために、どれだけの時間と空間と手間をかけていることでしょうか。1円、10円、100円を削るために、資本でもある「自分」を削っていては、割に合わないのでは?

 

そして節約にはもうひとつ大きな落とし穴があります。それは著者のやましたさんが「チマチマドカンの法則」と呼んでいるものです。「チマチマ節約」で気づかないうちにストレスをためこんで、「がんばっている自分」にちょっとした散財を許していませんか? これでは自分を抑えてまで節約をする意味がなくなりますよね。

 

案外コストの悪い「節約」という呪縛を断捨離してみてはいかがでしょうか。

 

 

■食器はペーパータオルで拭く

 

やましたさんは、「こまめ家事」の強い味方はペーパータオルだといいます。ペーパータオルで食器を拭き、作業台とシンクを拭いて、汚れたらゴミ箱へ。「使い捨て」だから早い、キレイ。本当に便利なのです。

 

台拭き、食器拭き、雑巾といった布類は、使い回しができる分エコだと考えられていますが、後始末の後始末が大変になるのです。洗って消毒して干して…と手間がかかりますよね。場所も取られ、見た目も美しくない。ペーパータオルの清潔さにもかないません。

 

家庭を維持するための家事。それはとても大切なことです。でも、毎日の家事が苦痛だったら大変。無意識のうちにあなたを縛り付けている「家事の常識」から解放され、「愉しく面白く」家事ができるようになったら、どれだけ素敵なことでしょうか。

 

文=K(稲)

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