「命ってコンビニで売ってないよね?」子どもだからと侮れない!? 大人に刺さる園児の名言

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(東邦出版編集部:編/東邦出版)

子どもは不思議な存在だ。何も考えていないのか、はたまた考え抜いてか、突拍子もない迷言を繰り出す。かと思えば「ここぞ!」という場面で、大人より大人びた深イイ名言を放つこともある。日々、彼らが発する言葉に笑い、戸惑っている親御さんや先生は多いのではないだろうか。

 

そんな子どもたちの名言・迷言が一冊の本になったものが『大人に刺さる幼稚園・保育園児の名言』(東邦出版編集部:編/東邦出版)。本書は幼稚園・保育園の先生、保護者を対象に名言にまつわるアンケートを実施し、まとめたものだ。

 

全306の名言・迷言が収録されている本書は「園児の名言」「大人顔負け」「園児の迷言!?」「子どもの感性」の4つの章分けがされている。本稿では、それぞれの章から気になったものをいくつか紹介したい。

 

 

■考えれば考えるほど奥深い? 「園児の名言」

 


「これおいしい!あ~しあわせ……。……?? しあわせってなに?」(3才・さゆり)
 

どこにでもありそうな食卓での一コマ。美味しいものを食べればつい「しあわせ~」と呟きたくなってしまうもの。だが、子どもの柔軟さを甘く見てはいけない。「そんなこと、どうでもいいじゃん! 美味しければ」などと無粋なことを言ってしまう大人の方々は反省しなければいけないかも……。

 


「おじいちゃん、命ってコンビニで売ってないよね?」(4才・健)
 

その通り! ちなみに「愛」も「希望」も売っていません。いや、そもそも、そんな大切なものが「コンビニエンス(便利)」なお店で売っていてほしくない。そして、「もし売っていたならば、いくらだろう?」と考えてはいけない。そう、感じるのだ。

 

 

■ちょっと、どこでその言葉覚えたの? 「大人顏負け」

 


「大人の『もうすぐ』は遠いし、『ちょっと待って』は長い!」(6才・はるま)
 

車で実家に帰省中、「まだかまだか」と聞かれたときのお母さんの返事に対してのひと言。これが咄嗟に出てきたはるま君の将来は有望に違いない。

 


「ママの『今度ね』はいつもなくなる……」(6才・紅芭)
 

ママだけじゃない。大人の「今度ね」は大体なくなっちゃうよ。

 

 

■なぜそうなった! 「園児の迷言!?」

 


「おおきくなったら、おじいさんになりたいの」(匿名)
 

安心して、時が解決してくれるよ……と思いきや、どうやら女の子とのこと。どうやら一筋縄ではいかない、複雑な問題らしい。

 


「今日、先生をお持ち帰りしてもいい? 夜ごはんハンバーグにしてもらうから!」(5才・そうま)
 

5才にしてプレイボーイ。

 

 

■子どもにしか見えない、聞こえないものがある「子どもの感性」

 


「お空もピカピカしてて 雲もキラキラしてて 今日はいいことが起きそうだね!」(4才・穂希)
 

「そういえば最近、空見てないな」という大人、多いのでは?

 


「かなしい気持ちがいっぱいになると、目に行って涙になるんだよ」(3才・さゆき)
 

3歳とは思えない詩的な表現。

 

子どもの声に耳を傾けることができない我々大人は、日々忙しさに追われて、きっと余裕を失っているのだろう。そんなときはひと息ついて、本書をペラペラめくり眺めてみてほしい。幼稚園・保育園児たちの名言にほっこり癒されつつ、彼らの素直さ、そして柔軟な発想力を学べるはずだ。

 

文=冴島友貴

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