マツダとスバルが好調なのは「理屈っぽい」からだ

ビジネス

 

Q:最近、マツダとスバルの評判がいいですよね。デザインのマツダと安全性のスバルといった個性が際立った点がよかったのか?とは思いますが、ほかにも理由があるのでしょうか?(東京都41歳男性)

 

A:日本には、トヨタ、日産、ホンダ、マツダ、三菱、スバル、スズキ、ダイハツという、世界的にも名の知れた大きな自動車メーカーが8つもあって、それぞれに特色があります。

 

ご存知のとおり販売台数ではトヨタが圧倒的なシェアを誇っていますが、熱狂的なファンが多いのはというと、日産、ホンダ、マツダ、スバルでしょう。その中でも、最近ではマツダとスバルの注目度がかなり高くなっています。

 

むろんマツダにもスバルにも、それぞれ注目される理由があるわけですが、今の両社に共通して言えるのは、「独自」なものを持っていることと、いい意味で「理屈っぽい」ことではないかと思います。

 

もともとスバルは、水平対向エンジンや4WDへのこだわりなど、その一貫した姿勢に共感するファンが大勢います。最近では、アイサイトやJNCAPでの成績など、安全性に対してもスバルはすごいというイメージが高まっています。こうしてスバルは、より多くの人からますます支持を集めているのです。

 

一方のマツダも、もともとロータリーに対するコアなファンが存在したのはご存知のことでしょう。そして最近ではスカイアクティブに対する信望者がどんどん増えているようです。スカイアクティブはいいものであるということが、多くの人に理解され、定着したように感じられます。

 

さらにはデザインです。マツダは昔からデザインについては評判のよいメーカーですが、最近の一連の「魂動」デザインは、これまでにも増して高く評価されています。そして、その「魂動」デザインは、非常に理詰めなものであることも、ファンにとってはより興味をそそられているように思えます。

 

WEBの世界では、記事がどのぐらい読まれたか、正確にカウントすることができます。もともとスバルの記事はメーカーの規模のわりにとても読まれる傾向だったところ、最近ではマツダの記事が同じぐらいかそれ以上に読まれるようになってきたという話をよく耳にします。今の両社の勢いからして、まだ当分はこの良い状況が続きそうですね。

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モータージャーナリスト

岡本 幸一郎

1968年5月、富山県生まれ。 学習院大学を卒業後、自動車情報ビデオマガジンの制作、自動車専門誌の記者を経てフリーランスのモータージャーナリストとして独立。 カテゴリーを問わず幅広く市販車の最新事情を網羅す...

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