暑さだけじゃない!酷暑の今夏は「3大隠れ●●」に要注意

ヘルス・ビューティー

FYTTE

 

連日厳しい暑さが続き、熱中症でダウンする人が急増しています。その対策として、普段からこまめに水分補給を心がけている人も多いと思いますが、酷暑の夏に気をつけたいことは、熱中症だけではないのです! 今回は、気づかぬうちに進行する、夏に注意すべき3つの症状とその対処法をご紹介します。

 


■見えないうちに進行する「隠れジミ」


夏に気をつけたい1つ目の「隠れ●●」は「シミ」です。

 

 

「隠れジミ」とは肌の奥に潜むメラニンのことで、シミ予備軍とも呼ばれています。通常、肌のターンオーバー(新陳代謝)によって肌の表面に押し出され、排出されるのですが、肌のターンオーバーが乱れると「隠れジミ」が沈着し、やがて肌の表面にシミとなって現れます。一般的に、目に見えるシミは30代後半から増えてくると言われていますが、「隠れジミ」はシミが目立たないうちから増えているのだそう。


では、この「隠れジミ」を減らすにはどのような対策が必要なのでしょうか? イシハラクリニック副院長の石原新菜先生によると、

 

「まず大切なのは、肌のターンオーバーを促すこと。その働きを促進させる成分のひとつとしてよく知られているのが、ビタミンAです。β-カロテンは、摂取すると体内でビタミンAに変換されるため、カロテンが豊富に含まれるにんじんを使ったジュースを継続的に飲むことで『隠れジミ』を減らすことができます」
とのこと。


β-カロテンは生野菜でとるよりも、ジュースなどに加工したほうが体内での吸収率が高まることが報告されているそうです。


石原先生のおすすめは「野菜ジュース」+「レモン汁」。レモンに含まれるビタミンCには、強力な抗酸化作用があり、コラーゲンの生成を促す働きも期待できます。そのため、レモン汁をチョイ足しすることで、美白効果がよりアップするのだそう。


続いては、夏に気をつけたい2つめの「隠れ●●」についてご紹介します!

 

 

■その夏バテ、もしかしたら「隠れ脱水」かも?


夏に気をつけたい2つ目の「隠れ●●」は「脱水」です。

 

 

「かくれ脱水委員会」によると、脱水症になりかけているのに本人や周囲がそれに気がつかないため、有効な対策がとれていない状態を「隠れ脱水」と呼ぶそうです。病院を訪れる脱水症の患者さんは、すでに発症してから数日たっている中度以上の人が多く、命の危険を伴うケースも多いといいます。


部屋の中や車の中など、炎天下や気温がそんなに高いところでなくても、特に湿気が多い日などには、自分でも気がつかないうちに脱水症状になっていることもあるので、注意が必要です。


石原先生によると、「隠れ脱水」対策法のポイントは2つ。


「まず重要なのが水分補給の方法。ただの水を飲むのではなく、塩分が入っているドリンクを選ぶとよいでしょう。さらに糖分が少し入っているとベスト! 細胞内により吸収されやすくなるので、おすすめです」(石原先生)


また、普段の食事にみそ汁や梅干しを活用するのもひとつの手。みそ汁は塩分だけでなく、アミノ酸やビタミン、ミネラルが含まれており、梅干しにはクエン酸が豊富。どちらも疲労回復や夏バテに効果的です。


「脱水を防ぐには、通気性や吸収性、速乾性などを意識して衣服を選ぶこともポイントです。空気の通りをよくするためには、ゆったりとしていて、締めつけないワンピースもおすすめ。また、室内の風を対流させることも大切です。体が芯から冷えないようにクーラーの温度を少し高めに設定しつつ、扇風機などを併用するとよいでしょう」(石原先生)

 

 

■体の内側が冷え切っているかも? 「隠れ冷え症」に要注意


そして、夏に気をつけたい3つ目の「隠れ●●」は「冷え症」です。

 

 

石原先生によると、「隠れ冷え症」とは体の表面は温かいのに内臓が冷えてしまっている状態のこと。一般的な冷え症は「手足が冷たい」などの自覚症状があるのに対し、「隠れ冷え症」は「手足が温かい」ため、自分では気がつきにくいというのが特徴です。内臓が冷えてしまうと、免疫力が低下したり新陳代謝が悪くなるだけでなく、熱中症のリスクも高まります。


例えば、手足のほてりやのぼせがあると、自分は暑がりだと感じてしまう人も多いはず。でもじつは、冷えによる熱のアンバランスさや代謝の低下が原因でその症状が引き起こされている場合もあるのです。


これからご紹介する「隠れ冷え症リスト」で、1つでもチェックがつく人は「隠れ冷え症」の可能性も……。さっそく確認してみましょう。

 

  • 顔から汗をかくほど暑いのに、手足が冷えている
  • 手足がほてる
  • 下半身太りが気になる
  • 手足がむくむ
  • お腹をさわると冷たい
  • いろんな健康法やダイエットを試したけれど、効果がない


「『隠れ冷え症』の人は、温かい場所でなるべく体を冷やさないようにし、温かいものを食べ続ければ、数週間で元の状態に戻すことが可能です。体を温めることで有名なしょうがは、生の状態では辛味成分が弱くほとんど効果がありません。しかし、蒸すことでショウガのジンゲロールという成分がショウガオールに変化し、体を温める成分を10倍に増やすことができるのです」(石原先生)


石原先生おすすめの蒸ししょうがのつくり方はこちら!
(1) 皮がついたままのしょうがを薄くスライスする
(2) 80~100℃のオーブンで1時間加熱しながら水分を飛ばす
(3) (2)を細かく刻む


紅茶には体を温める作用があるので、紅茶1杯につき小さじ1杯程度の蒸ししょうがを入れて飲めば、体もポカポカに。水に比べ、余分な水分が体に停滞しないのでむくみ予防にも効果的です。


まだまだ暑い日が続きます。熱中症だけでなく、今回ご紹介した「シミ」「脱水」「冷え性」の3大の症状にも気をつけていきたいですね。対策法はどれも簡単なものばかりなので、みなさんも今日からさっそく始めてみてはいかがでしょう?


文:FYTTE編集部

この記事が気に入ったらいいね!しよう

FYTTEの人気記事をお届けします

SNSで記事をシェア

FYTTE

FYTTE

4半世紀以上もの歴史があるダイエット情報誌『FYTTE』がwebメディアとして、情報発信! 外側からも内側からもキレイになりたい女性向けに、ダイエットやヘルス、ビューティの最新情報をお届けします。医師や管理栄...

FYTTEのプロフィール&記事一覧
ページトップ