イマドキの理想の男!? しずかちゃんが出木杉くんではなくのび太を選んだ理由

エンタメ

 

ここ一週間ほど、Twitterのツイートを集めて公開できるウェブサービス『Togetter(トゥギャッター)』で、こんなテーマをまとめたリンクが盛り上がっているという。

 

『』

 

問題提起的な役割を果たしているツイートは「娘から素朴な疑問を投げかけられた(たぶん)まだ若い父親」による

 

娘「なんでのび太は出木杉君が嫌いなの? 出木杉君はのび太に優しいのに」

俺「何でもできるから?」

娘「のび太も勉強とか頑張れば良いじゃん」

俺「しずかちゃんと仲いいから?」

娘「のび太より出木杉君と仲良いの当たり前だと思う。男子にお風呂覗かれたら○○ちゃん(=私)なら絶交する」

 

やっぱそこな

 

……といったやりとりで、その父親は「言われてみれば…」の感想を、以下のように追記している。

 

のび太から被った非礼を毎回水に流して、いつも優しく陰からそっと支えて将来的に結婚までしてくれるしずかちゃんの役回り、自分に置き換えて考えるとかなり可哀相なのでは? という疑問が娘の中に生じつつあった。

 

同リンク上には「でものび太って大人になった頃はロレックスの腕時計をしているんだぞ。カチグミじゃないか」……なんて風なドラえもんマニア(?)の声もあったが、まあそこらへんの将来図について触れるのは話がややこしくなってくるからやめておいて、今回は『ドラえもん』の主な舞台となっている「少年期」のみに限定し、「のび太としずかちゃんの関係」について、あれこれと考えてみたい。

 

今年の2月、私は『』なるタイトルのコラムをcitrusに寄稿した。大手クレジットカード会社・JCBの調査によって判明した「イマドキの若い女子が理想とする結婚相手」について論じたもので、かいつまめば

 

「高学歴・高身長・高収入」の「3高」はもう古い! 

これからは

「家族に優しい」「私だけに優しい」「家計に優しい」の「3優」が人気男子のキーワードとなる!

 

……みたいな内容なんだけれど、もしこれが正しいのなら、ようやく時代が作品『ドラえもん』の“主役”であるのび太に追いついた、じつに50年近くも前から故・藤子・F・不二雄先生は「結婚するには最高な男子像」を予見していた……ってことになるのではなかろうか?

 

まさに「3高」の象徴として描かれてる出木杉君は、その余裕からか誰に対しても鷹揚な態度をもって、博愛の精神を振りまく“非の打ち所のない”キャラとして設定されている。対するのび太は、そういう出木杉君に一方的な敵意を剥き出し、しずかちゃんをただただ偏愛する……見方次第では「八方美人」のきらいもある出木杉君とはまったく逆側にいる「好きな人と嫌いな人の差別化が激しい人間」なのである。そして、それはつまり「私(と私との間に築いた家族)“だけ”に優しい男」となりうる重要な資質だと私は思う。“中流家庭育ち”ゆえ、金銭感覚もそこそこしっかりしていそうだし……。

 

ただ、さんざん苦労した挙げ句、高嶺の花だったしずかちゃんを射止めたのび太が、結婚後にオカルティックなまでの束縛を強いるようになったり、「釣った魚にはエサを与えない」の典型さながらに“豹変”してしまう可能性だって、少なからずは残されていたりもするのだが……?

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ネットニュースパトローラー

山田ゴメス

1962年大阪府生まれ B型。 ネットニュースパトローラー(※citrus限定肩書き。たまにスポーツ新聞や週刊誌も。略して「NNP」)。 関西大学経済学部卒業後、大手画材屋勤務を経てフリーランスに。エロからファッショ...

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