【アラフォー的フリマ活用術】「○○様専用」「即購入禁止」「プロフ必読」…メルカリのローカルルールはあまりに奥深い

ライフスタイル

 

メルカリには、メルカリが決めた「オフィシャルルール」と、ユーザーが決めた「ローカルルール」の2つが存在します。前者はメルカリの規約なので、違反すると利用制限や強制退会になることも。一方、後者は明文化されていません。トラブルが起きても、事務局が一切関与しないことも多々あります。ただ、ローカルルールを禁止しているわけでもなく、要するに暗黙の了解というのが正直なところ。今回はこの“裏ルール”の奥深い世界をご紹介しましょう。

 

 

■「〇〇様専用」の裏側

 

まずは、メルカリでよく見かける「専用」。商品名に「〇〇様専用」(〇〇はアカウント名)と書く行為で、「〇〇様が買うので、他の人は買わないでね」という意味です。出品者と購入者の間で値下げ交渉が成立した場合や、取り置きの際によく使われます。

 

 

値下げ交渉や取り置き、「専用」化のお願いをするには、購入希望者が出品者にコメントをすることが必要です。購入前のやり取りは、すべてコメント欄で行います。コメントは他のユーザーも見るので、個人情報を書くのはNG。注意が必要ですね。

 

専用の商品に関しては原則、他のユーザーは買わないのがマナー。ただ、それを無視して買うユーザーもいます。これを「横取り」と言いますが、専用がメルカリの公式ルールでない以上、横取りした側に買う権利があるのは事実。そもそも、メルカリは早い者勝ちのシステムなので、出品者は横取りしたユーザーとの取引を始めなければなりません。

 

横取りされてしまったユーザーが出品者にクレームを入れるのはマナー違反です。出品者が同じ商品を出品していないか、あるいは他の出品者が同じ商品を出品していないか探すことになります。ちなみに、事務局は横取りにはノータッチです。

 

 

■すぐ買えるのに「即購入禁止」

 

商品説明の中に「即購入禁止」、あるいは「コメントしてから購入」と書かれていることもあります。文字通り「すぐに買わないでね」「まずは私に連絡してね」という出品者の強いアピール。

 

 

メルカリのメリットは、提示価格ですぐに買えることなのにどうして?と思うかもしれませんが、実は出品者の都合でこうなっているのです。

 

理由として考えられるのが、他のサービスに出品しているということ。万が一、他で買われてしまったら商品のない状態になってしまいます。なので、売る前に他サービスの方で売れていないか確認しなければならないのです。

 

あと、出品者が購入者を選ぶという意味合いもあります。ちゃんとお金を払ってくれるのか、購入者の評価をチェックするのです。もし評価が悪いと「今回はご遠慮ください」という具合に購入を断られることもあります。

 

実は、私自身「即購入禁止」ではちょっとイタい目にあったことが……。メルカリを始めたばかりの頃で、出品者のプロフィールをしっかり読まずに買ってしまいました。そうしたら出品者から「プロフィール読みましたか?」と怒りのメッセージが届いたのです。え?と思って読み返したら「即購入禁止」と……。すぐに謝ったのですが、取引は不成立になりました。それ以来、プロフィールはしっかり読んで、「即購入禁止」と書かれた商品は出品者におうかがいを立てるようにしているのは言うまでもありません。

 

 

■大量の「いいね!」がストレスに

 

メルカリには、気になった商品に「いいね!」を押せる機能があります。「いいね!」をした商品はすべてマイページから管理できますし、「いいね!」の数で人気度がわかるので、とても便利。しかし、これを禁止する出品者がいます。

 

だいたいのユーザーは「いいね!」を「ちょっと気になる」レベルで押してしまいますよね。でも、出品者に言わせると「そんな軽い気持ちでいいね!しないでほしい」ということなのです。

 

なぜなら、「いいね!がこれだけあるのになぜ買わないのか…」とストレスに感じてしまうから。

 

場合によってはいったん出品を取り消して再出品も考えるのですが、再出品すると「いいね!」が消えてしまいます。それももったいないな……という気持ちと、再出品して商品を上位に表示させたいな……という気持ちがぶつかっている状態です。商品が上位に表示されると、目に留まる回数も多くなり、売れやすくなるのはわかっているけど……。出品者としては悩ましいところで、それが嫌なんだと思います。

 

 

■とても大切「プロフ必読」

 

アカウント名に「プロフ必読」と書く出品者が増えています。これは「取引前にプロフィールを必ず読んでね」という意味。プロフィールに大切なことをたくさん書いているというアピールです。私の失敗談のように、プロフィールをちゃんと読まないと取引自体が成立しないこともあります。

 

 

そういう場合、プロフィールにはたいてい出品者の細かいルールや購入時の注意事項が書いてあります。たとえば喫煙、ペットの有無、発送やコメント返信のタイミングなど。タバコのニオイが気になる人にとって、喫煙は重要なチェックポイントです。ペットも同じですね。ニオイや毛がついてしまうこともあります。

 

発送やコメントの返信に関してもそう。メルカリユーザーの多くはスマホを使っているので、「コメントすればすぐに返事がある」と思っている。だから、返事が遅かったりすると、あれ?となってしまうんですね。発送も同じです。コンビニからできるのになぜ?という気持ちがあるのは事実です。

 

 

■それでも守ろうローカルルール

 

ローカルルールは、必ず守らなければならないわけではありません。破ってもペナルティはなし。メルカリ側の正式コメントはありませんが、これだけローカルルールが浸透している中で何もしないということは、“黙認”と考えて問題ないと思います。

 

でも、ユーザー同士、スムーズな取引をしたいなら守った方が無難です。出品者によっては、ブロックしてしまうこともあるからです。もしブロックされたら、その出品者の商品は購入できません。

 

逆に、もし自分独自のルールや注意事項を知ってほしいなら、必ず書いておきましょう。購入された後で「これが私のルールです」と言っても通用しませんよね。ちなみに私は、取引の流れで専用出品にすることもあるし、即購入OK。「いいね!」も禁止していません。

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フリマアプリ・ネットオークションの達人

川崎さちえ

ネットオークション暦14年。NHK「あさイチ」や日テレ「あのニュースで得する人損する人」などに出演し、経験に基づいた実践型のオークションの魅力を伝えている。最近はネットフリマにも挑戦し、独自のノウハウを構...

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