先輩教えて!更年期・閉経・女性ホルモンの話

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まもなくやってくるカラダの変化。でも、実際のところどうなのかいまいちピンとこないし、なんだか怖い! 更年期を迎えた50代の先輩方のリアルな体験談を聞きました。

 

 

■家から出られないほどの大出血でスカートもソファも真っ赤に

 

 

 

生理が乱れ始めた頃、会社の健康診断のオプションで更年期診断を受け、「エストロゲンの低下が見られる。1年間生理がなくなったら閉経」と言われました。

 

1日に何度も顔が真っ赤になり汗が滴り落ちて会社でも恥ずかしい思いをしましたが、あれこれ試した末「命の母A」を飲んだら、魔法みたいにスッキリ。生理も順調に戻りましたが、53歳の時、再び不順になり3カ月に一度になったり大出血したり。ひどい時には40㎝の生理用ナプキンが30〜40分で漏れてしまい、気づけば座っていたソファが真っ赤。その日は家から出られず会社を休み、2日目はパンツタイプのナプキンを使い何とか出社しましたがトイレばかり行っていました。これからが不安です。

 

語ってくれたのは……塚田千佳子さん(54歳)会社員
仕事とペットのワンコが生きがい。順調だった生理が50歳の頃に乱れ始め、ホットフラッシュも。今まさに更年期奮闘中。

 

 

\私は命の母が効きました/

 

 

先生が診断

更年期世代の大出血は無排卵で起こることがほとんど。筋腫が原因の場合、輸血が必要なほどの大出血もあるので、普段からかかりつけの先生を作り、都度相談すると安心です。

 

 

■体は寝ていても頭は覚めている不眠続きで頭がクラクラ

 

 

 

49歳の頃生理が来なくなり、夜中に目が覚めて眠れない、寝付けないなど不眠に悩むようになりました。

 

眠れない日が続くとめまいがするので睡眠外来で導入剤をもらい、女性クリニックも受診してHRTという女性ホルモンのパッチを貼る治療を開始。続けて一カ月で、終わったと思っていた生理が一時的に復活。不眠もやや改善し導入剤を使う回数も少なくなりました。

 

ヨガで「クリスタルボール」というクラスがあるのですが、その音色を聴いた日はとてもよく眠れます。寝る前はAmazon Musicにたくさんある眠りの音楽が効果的。お風呂は早めに入り、夏もシルクのレッグウォーマーをして足元を温めて寝るなど、眠るための努力は続けています。

 

語ってくれたのは……鈴木恵美子さん(51歳)日本語教師
仕事と趣味のヨガで日々充実。生理が終わった49歳の頃から眠れなくなり、睡眠のためのあらゆる方法を今も模索中。

 

 

\音楽・HRTで不眠が改善/

 

 

先生が診断

睡眠導入剤は、不眠の中でも入眠しにくい人向き。HRTは気持ちが前向きになり、不眠や疲れにも効果的。3〜4日で貼り替えて使用。診療代別で10枚¥6,470です。

 

 

■ホットフラッシュで毎日汗だく汗拭きシートが手放せない

 

 

 

50歳になる少し前から集中力がなくなり仕事が捗らなくなりました。肩こり、頭痛、動悸やめまいがしばしば。

 

ホットフラッシュが一番辛く、突然カーッと頭に血がのぼったようになり頭や手のひらから汗が噴き出します。5分経たずに治るのでじっと深呼吸しながらやり過ごしますが、汗拭きシートを常備し冬も汗取りインナーを着用。

 

生理不順も始まった頃、先輩から水泳で更年期を乗り切ったと聞きジムに入会。久々の運動で最初はハードでしたが30分ほどゆっくり水泳。肩こりが改善し体力もついたせいか明るく過ごせるように。体調が悪くて気持ちまで沈んでいたのかもしれません。生理は8カ月来ていないので、このまま終わってしまいそうです。

 

語ってくれたのは……伊藤裕子さん(53歳)会社員

 

 

\水泳で心身が健康的に/

 

先生が診断

水泳などで全身を動かすと、冷えや肩こりにも効果があり、程よい疲れでご飯も美味しく睡眠の質も良くなります。症状がひどくない場合、運動だけでかなり改善することも。

 

 

■会社でもイライラが止まらず、ぼっちランチが習慣に

 

 

 

45歳頃から生理不順になり、いつ来るかわからない生理が怖くていつもナプキンをつけていました。頭痛や動悸、疲れやすい、だるい、老眼、太りやすい……など様々な不調が一気に来て些細なことでイライラ。

 

辛いのは、好きな仕事でしたが上司が男性で若い女性中心の職場なので、気持ちを話せないこと。周りにキツい口調で当たってはオバさんのヒステリーみたいに思われていないかと落ち込み、誰も来ない所で毎日一人ランチしていました。

 

唯一の救いは母の存在。「そのうち嘘みたいにスッキリするわよ」と笑い飛ばしてくれました。クラシエのプラセンタをお守り的に、「これを飲めば大丈夫」と言い聞かせながら飲んでいたのも効果があったかもしれません。

 

語ってくれたのは……田ゆみさん(52歳)会社員
大学卒業後から30年会社に勤めるキャリアウーマン。あらゆる更年期の不調とイライラを乗り越えて51歳で閉経。

 

 

\プラセンタがお守りです/

 

 

先生が診断

ストレスフルな環境にいる人は、イライラしがち。同じ境遇の人に愚痴を言ったり、カラオケなどで発散することが大切です。鬱タイプの人はエステなど静かに癒される方法を。

 

 

 

教えてくれたのは……池下育子先生 いけした女性クリニック銀座院長
更年期に悩む女性が美容院に行くような華やいだ気持ちで通院できるようにという思いから銀座に開業。女性の不調に取り組んでいる。

 

2018年『美ST』10月号掲載
撮影:穂苅麻衣〈BOIL〉 イラスト:今井久恵 取材:鈴木みちる  

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