55歳以上のメンズに朗報!大人ハロウィンで新たな出会いを生み出す方法

人間関係

 

ここ数年、急激な盛り上がりを見せているハロウィン。日本記念日協会の発表によると、2016年のハロウィンにおける市場規模は、バレンタインデー(約1340億円)を上回る約1345億円と推計されたという。

 

全国各地で、仮装パレードにパーティ、ゾンビの格好で走る“ゾンビマラソン”まで、さまざまなイベントが開催される。中でも異彩を放つのが、東京・品川区天王洲で開催される「」だ。ハロウィンはどちらかというと“若者向け”のイベントのイメージが強いが、なぜ“55歳以上”なのか。同イベントのオーガナイザーである恋愛エッセイストの潮凪洋介さんに聞いた。

 

「55歳は、いろいろな意味でターニングポイントを迎える年齢です。体力的にも、気力的にもまだまだ充実していて、新しいことを始める行動力も十分ある。でもその一方で、これまでの長い人生の中で人間関係が狭くなってしまっている可能性も否めません。“会社人間”のまま、定年を迎えるのか、それとも新たな人間関係に一歩を踏み出すのか、選択を迫られるのが50代半ばなんです」(潮凪さん)

 

経済協力開発機構(OECD)がOECD加盟国のうち、21カ国を対象に実施した調査によると、日本人男性は「世界で最も孤独」だと報告されている。友人や同僚と会社の仕事以外で外出したり、文化的なサークル活動に参加した経験が「全くない」「ほとんどない」と答えたのは、日本人が最多(16.7%)。2位のチェコ男性(9.7%)を大きく引き離す結果になった。

 

 

■今そこにある“あわよくばオヤジ”リスク

 

さらに、潮凪さんは人づきあいの狭さには、次のようなリスクが内包されていることを指摘する。

 

「日頃から女性と接する機会が多く、場慣れしている男性は鼻息荒く女性を追いかけることもありませんし、余裕があるので女性にとって心地よい会話にも気を配れます。一方、普段あまり女性と接する機会がないと、ここぞとばかりに距離を縮めたり、女性を接待要員かのように扱ってみたり……。こうした“あわよくばなんとかしてやろう”という必死のオーラは『男性としての魅力が感じられない』と思われる原因になり、ひいては『キモい』『ウザい』とセクハラオヤジ判定されることにつながります」(潮凪さん)

 

“あわよくばオヤジ”に陥るのを避けるにはどうすればいいのだろうか。潮凪さんのアドバイスはこうだ。

 

「既婚・シングルに関係なく、大人の男女が出会い、一緒に楽しめる”遊び場”に足を運ぶことが大事です。シングルはもちろん、既婚者であっても異性の視線を意識しながら、会話のキャッチボールを楽しむ時間は大切です。“華やぎ”のある時間を過ごすことが、気持ちの余裕につながります。その意味では、ハロウィンは格好のチャンスです。日本におけるハロウィンは盆踊りやおみこしといった《誰でも気軽に参加できる季節行事》に進化しつつあり、新たな人間関係を開拓するのに役立ちます」(潮凪さん)

 

しかし、若者ならいざ知らず、大人がそんなに簡単に仲良くなれるものだろうか。

「仲間がつくりやすそうなイベントを選ぶことが大切ですね。例えば、『55歳以上のハロウイン親睦会』には、都内でウォーキングやバスツアーなどのサークル活動を行う50代以上の社会人サークル『わいわいウォーク』のメンバーが大勢参加します。社交的な人が多く、初心者の人も安心ですし、新規メンバーも募集中なので興味のあるサークル活動があれば、イベント後も引き続き参加できます」(潮凪さん)

 

大盛り上がりのハロウィンブームをのぞき見しつつ、世界を広げる。そんな週末を過ごしてみるのも楽しそうだ。

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老年学研究者

島影真奈美

「定年後の備えラボ」主宰/編集&ライター 年金から保険、住まい、健康など“定年後”にまつわる不安や悩みを幅広く蒐集。快適なシニア生活と世代間コミュニケーションにまつわる研究・考察を行う。『定...

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