中年太りは「足指」の力で解消できる!

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「きくち体操」をご存じだろうか。

 

テレビ番組で特集されるやいなや大きな反響を呼び、書店では著書の特設コーナーが設けられるほど、今もっとも注目されている健康法だ。

 

しかし「きくち体操」はいわゆる“ポッと出”の健康体操ではない。

 

創始者である菊池和子氏は、中学校の体育教師を経て「動くことはなぜ体と心に良いのか」という素朴な疑問から、体のしくみに沿った動きを徹底的に研究・模索し、独自の「きくち体操」を生み出した。

 

『ラクしてヤセる!』『○○するだけ!』

 

あらゆるダイエット法・健康法が生まれては消えていく中で、菊池氏は

 

「私たちの体はね、ラクをして生きていけるようにはできていないのよ!」

と毎日声を枯らしながら、筋肉を“育てる”体操を伝え続けている。以来、なんと50年以上に渡って、「生き方まで変わる!」「命を育む体操」と反響を呼び、続けられてきた体操なのである。

 

 

■40代は、中年太りの分岐点

 

これまでシニア層を中心に広がり続けてきた「きくち体操」だが、4月18日発売の最新作は『40代から始めよう! あぶら身をごっそり落とすきくち体操』(KADOKAWA)。御年85の菊池氏は、長年の指導経験から「40代はまだまだ若い。でも、体を動かしている人とそうでない人の差が開き始める分岐点」と語る。

 

「今、文明の利器は恐ろしいほどの進化を続けていますね。体を動かさなくても、楽しく生きていけてしまう時代です。でも、おそらく楽しいのは今だけ。体を動かさないぶん、筋肉が衰えるスピードも速いからです。40代以下の若い世代が、このまま“ラクして”年を重ねたら…。長生きは不幸、だとされる時代が来るかもしれませんね」(菊池氏)

 

 

■筋肉の衰えをチェックしてみよう!

 

「まだ若い」と言われても、20代の自分と比べたらかなり体型が崩れてきた…と実感している40代はとても多いだろう。しかしそれは、年齢のせいではなく、ラクな生活で筋肉を弱らせてしまったためだという。

 

「筋肉が衰えると、“あぶら身”に変わって、体型はたるんでいきます。例えば、下腹を両手でめいっぱいつかんでみてください。そのあぶら身では、あなたの体を支えていけないのですよ」(菊池氏)

ここで、次の4項目を行なってみて欲しい。とても簡単な動作だが、意識を集中させて“体が思うように動かない”部分を点検してみよう。

 

■CHECK1 足指の筋力

 

足先を前に向けて、足裏全体で床を踏みしめるように立ちます。

 

・ここを点検!
□指が等間隔に開いているか?
□指が浮いていないか?

 

・これはNG!

 


■CHECK2 足指の筋力

 

足の指で片足ずつ、グー・チョキ・パーをします。

 

 

・これはNG!

 

 

「CHECK1、2では、“足指”の衰えを点検。足指の筋肉が弱っていると、前かがみ姿勢になるため、お腹周りや下半身、二の腕といった大きな筋肉が使われず全身があぶら身と化していきます」(菊池氏)


■CHRCK3 下半身の筋力

 

床に座り、体が「L」字になるよう脚を伸ばして、30秒キープします。

 

 

・ここを点検!
□背すじを腰から伸ばせるか?
□ひざ裏が床についているか?
□脚全体が伸びているか?
□お腹を引っこめていられるか?

 

・これはNG!

 

 

「CHECK3が辛かった人は、主に太ももの筋肉が衰えています。おしりのあぶら身が太ももまで下がってきていませんか? “座る”という動作は、太ももの筋力が不可欠なのです」(菊池氏)


■CHECK4 上半身の筋力


肩甲骨の間に、両手を置いてキープします。左右を変えて、同様に行ないます。

 

 

・ここを点検!
□両手がしっかり組めるか?
□左右で違いはないか?

 

「CHECK4では、主に腕の筋肉の力を点検。ここが弱っていると、二の腕がタプタプと垂れてきたり、背中が丸く分厚くなってきます。左右で違う人も多いのでは?」(菊池氏)

いかがだっただろうか。

 

「痛い!」「ツライ…」「うそっ、できない!?」と愕然としている人も多いかもしれない。それだけ、体のあちこちの筋肉が弱り、“あぶら身”を蓄えているということだ。

 

「何度も言いますが、原因は加齢のせいだけではありません。あなたが長年、日常生活に必要な筋肉を使っていなかったということ。ですから、あぶら身でたるんだ体は、ダイエットでは改善しませんし、ただ回数をこなすだけの筋トレでは、きちんと生きるための筋肉は育てられません。

 

まずは、動かしている部分に意識を集中させて“感じとりながら”動かしてください。触って確かめるのも大事です。「私はこの体で生きている。これからもこの体で生きていくんだ」と自分の体を慈しみながら動かし、“育てて”いけば、あぶら身は自然と落ちていき、体型が変わっていきます」(菊池氏)

実際に「きくち体操」をやってみるとわかるが、ただ形式や回数をこなすだけでは、正直あまり効果を感じない。

 

しかし同じ動きでも、「ここは使えているかな?」「あ、ここが痛い!弱っているな」と、自らの筋肉を“感じ取りながら”じっくりと動かすと、あら不思議。終わった後はすっきり爽快、うっすらと汗をかくことも。手ごたえや効果が全く違うのだ。

 

「それができるのは、文明の利器でも他人のゴットハンドでもなく、自分自身だけ。あなたがちゃんと体と向き合って動かしていけば、必ず変わっていきますよ」(菊池氏)

加齢による体型の変化にとまどっている人は、ぜひ「足指」の力を体感して欲しい。プレゼントにもおすすめの一冊だ。

 

『40代から始めよう! あぶら身をごっそり落とすきくち体操』(菊池和子:監修、熊野チコ:マンガ/KADOKAWA)


 

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