「渋滞」に対する不必要な怒りをマネジメントする方法

ライフハック

 

アンガーマネジメントは、決して怒りを否定しているわけではありません。

 

エンジンやエネルギーになる怒りは必要な怒りで、「良い怒り」と呼ばれています。たとえば、受験生が受験に失敗し、「来年こそは受かってやるぞ!」と気持ちを入れ替えて前を向く。また、彼氏に振られ、「きれいになって見返してやるわ!」と宣言をする。悪いことではないですよね。

 

ところが、「良くない怒り」というものがあります。不必要で、人に害を加えるものです。たとえば、駅のホームで肩と肩がぶつかって、線路に突き落としてしまった。恨みやつらみが重なり、ナイフで刺してしまった。最悪の怒りですね。しかし、そこまでいかなくても、不必要な怒り、イライラはたくさんあります。その代表例が「渋滞」でしょう。

 

帰省やゴールデンウィークなどでのラッシュは、20キロ、30キロの渋滞を引き起こします。また、工事や事故での渋滞もあるでしょう。そのたびに「先頭の車は何をやっているんだ!」とイライラしがちです。しかし、このイライラは必要とされるものではありません。全く要らないのです。

 

では、この不必要な怒りをマネジメントしてみましょう。

 

世の中は、コントロールできること(もの)とコントロールできないこと(もの)に分かれます。コントロールできないことの最たるものは、過去や未来でしょう。タイムマシーンでもない限り、過去や未来のことをコントロールできません。つまり、過去のことを後悔したり、起きてもいない未来のことを不安に思って心配することは、全く時間のムダなのです。

 

コントロールできる最たるものは何ですか? 今、現在ですよね。目の前のことにベストを尽くす、一生懸命、真面目に取り組むことしかできません。逆にいえば、それをするだけでいいのです。

 

渋滞に対してできることは何でしょう。帰省やゴールデンウィークのラッシュはある程度予測できますから、家を早く出る、遅く出るなど出発時間をズラす、違う道を通る(迂回)などコントロールできることをすれば、コントロールできないこと(渋滞)にイライラすることが軽減されるわけです。

 

まず、それはコントロールできることかどうか仕分けをします。コントロールできないのであれば、それに煩わされてイライラするのではなく、コントロールできることに集中する。

 

これが、アンガーマネジメントです。

 

それでも突然、渋滞に巻き込まれることもあるでしょう。そんな時は、待っている時間を「自分の時間」にしてしまいましょう。好きな歌を聴く、歌って覚える、家族としり取りをする、などなど。せっかくプレゼントされた時間を無駄にしなければ、渋滞はアッという間に終わってしまいます。

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スポーツジャーナリスト

瀬戸口仁

1960年2月25日、東京生まれ。サンケイスポーツ新聞社でプロ野球を11年間担当。独立して1993年に渡米し、ニューヨークを拠点に13年間、メジャーリーグ、とくに日本人メジャーリーガーを取材。日本の新聞、雑誌、サイ...

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