今年は“チームスローガン”でも 日ハムとカープがぶっちぎりでW優勝!

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『北海道日本ハムファイターズ』公式サイトより

いやぁ〜、日本シリーズ……とうとう終わっちゃいましたね。第7戦の大谷と黒田の投げ合い、見たかったなぁ……。そんな願いから日ハムファンでもカープファンでもないトラ党の私なんかは、露骨に6月29日土曜日の第6戦はカープの応援をしていたのだけれど、もしかすると幾人かの、いや、決して少なからずの日ハムファンですら、内心「今日は負けてもいいや…」くらいにちょっとは思っていたのではなかろうか。

 

日ハム優勝翌日のサンスポで野球評論家の野村克也氏も、“大御所”にしか口にすることができない以下のような感想を、“いつもの”ノムさん節でチクリ述べていた。

 

「(私なら)ローテーション通り、中6日で大谷を先発させる。負けたら負けたで、改めて第7戦のことを考えればよい。トーナメントと同じととらえ、一戦必勝の構えでいく。

 

きょう負けても明日がある…。その考え方が先に立ち、一度でも気が緩めば、立て直す時間はもうない。経験上、私はそれを痛感してきた。だから、とてもまねできないと思うのだ。

 

実際には、栗山監督は先発の増井を3回で代え、広島より先手先手で仕掛けた。その上で第7戦までもつれ込んで、大谷が胴上げ投手にでもなれば劇的で、今季のプロ野球を象徴するシーンにもなる。栗山監督の「ファン重視」の思いだったかもしれない。これが現代野球というものか」(『ノムラの考え』(題字直筆)より)

 

もちろんのこと、栗山監督の真意は本人のみぞ知る……である。が、優勝時の栗山監督による「感動というよりはホッとしている。うれし泣き? それも通り越しちゃったよ。あれだけ応援してくれた広島ファンの前で、派手なこともしたくなかった」というコメントからも読み取れるように、このヒトは「日ハムファン」どころか「カープファン」、ひいては「野球ファン」全体のことまでをも相当に意識していることだけは間違いなく、そういうある意味“八方美人”的な姿勢を貫きながらも、きちんと最高の結果を残しているのは、やはり“現代野球”に相応しいニュータイプの指導者、なのかもしれない。

 

……と、ここまではあくまで前置きであり(長くてすいません!)、今日の本題は「チームスローガン」。6月30日発売のサンスポによる日本シリーズの舞台裏を取り上げるコラム『シリーズブレーク』では、両チームが掲げる今季のスローガンに注目。日ハムの「爆ぜる(はぜる)」、カープの「真赤檄(まっかげき)」の由来について言及している。

 

まずは「爆ぜる」から。

 

たき火の中に栗の実を投げ込むと「パチッ!」と音をたてて爆ぜる。「栗山監督がよく“自然から力をもらう”と話していた。熟してきたものが、ここぞというところで弾ける。チームの方向性とも合うと思いました」(発案者である球団通訳兼広報・青木走野さん)

 

次に「真赤檄」。

 

昨年11月23日のファン感謝デー。緒方監督がお披露目したこのスローガンの反応は微妙だった。「なんて読むの?」「どんな意味?」。だが、それこそが狙いだった。「“一体、何だろう?”と思ってもらえる言葉にしたかった」とはカープの営業部・山口恵弘課長。クリエーターとの話し合いでは「赤檄(かげき)」に決まりかけたが「普通すぎる」と「真」を加え、唐辛子のデザインも付けた。シーズンが進むにつれ、真っ赤な刺激・興奮のうねりを体現する言葉となった。

 

へえ〜、毎年のチームスローガンって、こうやって出来上がるんだ……と、大変興味深く拝読させていただいた。しかも、その背景を知れば知るほど「う〜ん…じつによくできている!」と一文筆家として、つい唸り声さえあげてしまう。

 

ちなみに、他チームの今季スローガンを紹介してみると……。

 

【パ・リーグ】

福岡ソフトバンクホークス:熱男2016

 

オリックス・バッファローズ:俺のオリックス

 

千葉ロッテマリーンズ:翔破(しょうは) 熱き心で!

 

埼玉西武ライオンズ:BEAST! 強く、猛々しく

 

東北楽天ゴールデンイーグルス:夢と感動

 

【セ・リーグ】

東京ヤクルトスワローズ:つばめ進化

 

讀賣ジャイアンツ:一新

 

阪神タイガース:超変革!

 

中日ドラゴンズ:竜魂燃勝

 

横浜DeNAベイスターズ:WE PLAY TO WIN

 

 

オリラジ中田による「高樹沙耶、大麻取締法違反の疑いで現行犯逮捕」事件を受けての「7年前から怪しいなと思っていました」発言みたいな“後出しじゃんけん”っぽくて恐縮なんだが、あきらかにスローガンのクオリティーでも日ハムとカープがぶっちぎりでW優勝している……と思いません? で、準優勝はトラの「超変革」ってことで。これを最後に、今季はもう野球ネタを封印しますm(_ _)m

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ネットニュースパトローラー

山田ゴメス

1962年大阪府生まれ B型。 ネットニュースパトローラー(※citrus限定肩書き。たまにスポーツ新聞や週刊誌も。略して「NNP」)。 関西大学経済学部卒業後、大手画材屋勤務を経てフリーランスに。エロからファッショ...

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