命をおびやかすスパイスの真実

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去年の夏のこと。明日、仕事が休みということで友人とお酒を飲んでいたトモ子さん。朝まで楽しく飲んで帰宅した。帰宅後、お腹が空き…作ったのはハヤシライス。そこにいつも欠かさず入れていたのが…ナツメグだった。


ナツメグは、木の種を乾燥させた香辛料の一種。ハンバーグやカレーなど、肉の臭みを消したり、味を引き立たせるためによく使われる。このナツメグが、彼女にある悲劇をもたらす!!


すべて美味しく平らげると、眠ってしまった。すると、1時間後…突然、異変が!


呼吸が苦しくなり、冷や汗も。周りの景色が歪んで見え、手足にも力が入らない。


お酒で酔っている感覚とも違うため、最初は熱中症かインフルエンザを疑った。熱を計るが、どうやら違う…異変を感じすぐに救急車を呼んだ。


しかし電話先で住所を伝えようと思っても、なぜか言葉がうまく出てこない。なんとか住所を伝え、助けてもらえるよう外に出ようと体を動かした。すると…なぜか急に症状が和らいだ。とはいえ、念のため病院に搬送してもらった。一応、血液検査などを行ったが、異常は見つからなかった。


大事を取って入院し、点滴していると、数分から数十分おきにさきほどのような症状が現れた。


症状が落ち着いている時に、会社の同僚に入院したことを報告すると何か変なもの食べたのではないか?という指摘が。


トモ子さんには思い当たることがあった…それはナツメグを多く入れ過ぎたこと。実はこの日、お酒に酔っていたこともあり普段から多めに入れていたナツメグをなんと丸々、ひと瓶も入れてしまった。そして、お腹が空いていたのでおかわりもした。


すると、症状について調べてくれた会社の同僚からメールが。原因は、ナツメグ中毒だった!!

 

 

■大量に摂取すると危険な香辛料


ナツメグは適量であれば、お腹の調子を整えたり体を温めるなどの効果があるが、大量に摂取すると、危険な事がある。


通常、料理に入れる際は、1人前で1つまみ程度の1g以下。しかし彼女の場合、鍋にナツメグをひと瓶、およそ15gを入れた上、おかわりを含め、鍋のおよそ半分を食べ、多量のナツメグを摂取してしまっていた。

 


中毒症状は5g以上を摂取すると現れるとされ、症状は、動悸、顔面の紅潮、場合によっては吐き気を催す。そして、最も特徴的なのが精神的な症状。幻覚や、得体の知れない不安感に襲われる。


さらに、その精神症状が引き金になり、呼吸困難や手足のしびれ、言葉が出てこなくなるなどの症状を起こす、「過換気症候群」というものを併発することもある。そのため、精神的に安心すると、過呼吸による症状が治まることがある。


最悪の場合、死亡したケースもあるというが、特効薬などはないため、活性炭を投与し、ナツメグの成分を吸着させ、それを排出することで、自然治癒を待つしかない。


通常、24時間以内に症状は改善するとされているが、場合によっては2~3日続くこともある。


彼女は不安感が夜通し続き、いつもだったら気にならないことにも異常なほど恐怖を覚え、眠ることができなかったという。


実は、ナツメグの他にも、ウコンやシナモンなどでも、多量に摂取すると、健康障害が出る可能性が報告されている。香辛料を多めに使う際は量に注意を!!(2018年7月24日放送)

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